ヒルナンデス(2018年11月12日)で皮膚科医が伝授!肉食美肌と正しいスキンケア

昼間の貴重なお時間にご訪問いただき、誠にありがとうございます。食育アドバイザーのあんどうです。

美容皮膚科領域に栄養療法(オーソモレキュラー)を取り入れていて、『きれいな肌をつくるなら赤いお肉を食べなさい』の著者でもあるあいこ皮膚科クリニックの芝亜伊子先生が、ヒルナンデスの「目からウロコの新常識〜肌編〜」にご出演されていました!

オーソモレキュラーをやっている方や先生のブログ・Facbook読者さんなら耳タコの情報でしたが、まだまだ世間一般には広まってはいないので、放送中には語られなかった注意点も私なりに補足しながら、お話の内容をまとめてみました。

お肌の新常識!美肌を作りたいなら赤身肉を味方に

赤身肉に勝る美容食はない

肉(魚肉も)の赤い部分には、美肌を作るために必要な栄養素がたっぷりと含まれています。

  • たんぱく質
  • ビタミンB群
  • ビタミンA
  • ビタミンD
  • 亜鉛

この他にも、カルシウム・カリウム・ナトリウムなどが含まれています。

皮膚や骨のコラーゲンを作るのに必要なビタミンCや腸内環境を整える食物繊維も必要な栄養素ですが、これ以外の栄養素のほとんどが摂取できるので積極的に食べたい食材です。

何を食べればいいの?
  • いろいろなお肉の赤身
  • ハツ
  • レバー
  • カツオ
  • マグロ

など

番組内ではおすすめ順の部位がヒレ⇒ロース⇒サーロインとなっていましたが、赤身の部分は他にもあります。私は、焼き肉で最も大好きな部位“ハラミ”を推しておきます。非常に食べやすいので!

お魚ではカツオがダントツと紹介されており、かつお節だと栄養価も上がると紹介されていました。おひたしや冷奴に追加して食べるのもおすすめです。

体内の鉄分が増えてくると、シミ・くすみや骨折を予防できるようになります。

女性に不足しがちな鉄分

女性には月経があるため、常に鉄分は不足気味です。閉経すると少しは良くなりますが、生理痛や頭痛などが当たり前だった方だとなかなか増えていきません。

番組内では、鉄の1日に必要な最低量は10mgとお話されていましたが、先生は「こんなんじゃ足りないよ!」と仰っしゃりたかったはずです。

当然のことながら、豚レバーを食べる方が楽ですね!

私が初めて栄養解析をしてもらった時は、1日の推奨量が36mgと言われました。ヘモグロビンは問題がない数値なので、健康診断では貧血とは言われない体でこのような結果が出るのです。貧血症状が著しい方はもっと必要だと頭に入れておいてください。

鉄分には動物性のヘム鉄と植物性の非ヘム鉄があり、動物性の方が圧倒的に吸収率が高いです。動物性(ヘム鉄)は10〜25%、植物性(非ヘム鉄)は2〜5%なので、赤いお肉を食べて補うようにしましょう。

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男女ともに不足気味なたんぱく質

女性にとって必要なたんぱく質の1日の最低量は50gとお話しされていました。食材の総量ではなく、あくまでもたんぱく質量なので注意してください。食材によってプロテインスコア(たんぱく質の質)に差があるので、いくつか組み合わせることも大切です。

これもテレビではこのように仰られていましたが、人によっては2倍量が必要な場合もあります。ストレスが多い方や妊娠中・授乳中の方は増やす必要があるのです。

番組内では、フリーアナウンサーの川田裕美さんの朝食が紹介されていました。

これだと先生の採点では20点!納豆もたんぱく質ですが、量が足りていませんでした。1食で目指したいたんぱく質の摂取量は約200g(魚や肉などの総量)です。手の大きさに差があるのでなんともいえませんが、一般的な大人の手のひら2つ分のたんぱく質を目指しましょう。

川田さんの例だと片手くらいのたんぱく質量しかなく、肉や魚といった動物性のたんぱく質が不足しています。たんぱく質を組み合わせるのはいいことなのですが、必ず肉か魚のどちらかは摂取した方がいいですね。

この朝食に何かをプラスするとしたら、ツナ缶とゆで卵をベーグルに挟んで食べるのがベターだと思います。鉄分は不足しますが、手作りした鶏ハムでもいいでしょう。

欲を言えば、リーキーガットの原因になる小麦を含むパン(ベーグル)やヨーグルトは避けて、たんぱく質(肉・魚・卵・大豆製品)と野菜を増やした方がいいですね。主食が必要であれば、パンよりもご飯の方がいいです。

野菜がたっぷりのみそ汁を飲めば、野菜もたんぱく質量も増やせます。女性は好きな方が多いですが、洋食の朝食はあまりおすすめできません。糖質だらけになってしまいます。

鉄と同様、たんぱく質も植物性より動物性がおすすめです。理由は体内でコラーゲンを作りやすいから!植物性のたんぱく質は、あくまでも副菜と考えてください。

コラーゲンの新常識

「コラーゲンを食べても意味がないよ」と散々言われていますが、このことについても言及されていました。

理由は単純明快!コラーゲンはただのたんぱく質なので、積極的に食べるのはいいのですが、最終的には体の中で分解されてしまいます。分解されたたんぱく質はアミノ酸として体内にプールされ、再合成して体たんぱくを作り出します。この時に、鉄やビタミンCが不足していると体のコラーゲンは作られないのです。

コラーゲンは食べても意味がない食材ではなく、食べた上で鉄やその他の栄養をしっかりと補充してあげる必要があります。そのため、コラーゲンサプリやドリンクなどはあえて摂取する必要がありません。赤身肉を食べれば、余計な出費は抑えられます。

肉食美肌を取り入れる時の注意点

時間の都合や番組の特性上、番組内では伝えられませんでしたが、肉食美肌を目指すには注意点が2つあります。

  • 生野菜、温野菜(スープ類でも可)、海藻類などで食物繊維を摂取する
  • 急激に動物性たんぱく質を増やさない

お肉もお魚も生きる上で大切なたんぱく源で、たっぷりと摂取することで美肌を保てるのは間違いないのですが、消化を促すためには食物繊維も必要です。野菜や海藻類を一緒に摂取して、究極の肉食美肌を目指してください。

普段から動物性たんぱく質を摂取していない方も要注意です。このような方がいきなり動物性たんぱく質の量を増やすと、うまく消化ができずに体調不良に陥ります。植物性たんぱく質と動物性たんぱく質を組み合わせながら、徐々に動物性たんぱく質を増やしていくことをおすすめします。

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芝亜伊子先生流の正しいスキンケア

“悪手入れ”ではなく“お手入れ”を

私もいろいろと肌にダメージを与えてきたので、先生のブログを読んだ時は衝撃が走りました。“悪手入れ(おていれ)”とは先生がよく使っている造語で、大多数の女性が“悪手入れ”をしています。

正しいスキンケアとは、以前から先生が仰っている通り、とにかく肌をこすりすぎないことです。

  • パッティング、メイクのこすり洗い、顔のマッサージはやめる。
  • 美顔器でゴリゴリやったり、顔の体操をするのもNG。

スキンケア用品をたくさん使っている方も要注意です。何回も顔を触ることになるので!顔の触り過ぎはシミ・しわ・たるみの原因になるため、先生いわく“悪手入れ”とのことです(これはテレビでは語られていません)。

実は、若い男性も注意が必要です。女性と同様にスキンケアをしている男性が30歳を過ぎると一気に老け顔になるのは、間違ったスキンケアをしていることの象徴でもあります。

化粧落としについて

大抵の女性はメイクをしているので、1日の終わりにメイク落としをしていると思います。この点についても注意されていました。

先生のおすすめは椿油です。化粧落としはわざわざ買う必要はなく、肌の油分に似た成分の椿油を使えば自然と浮いてきます。これで浮いてこない化粧品はやめた方がいいというのが先生の見解です。

メイクが浮いてきたら、石けん素地またはカリ石けん素地のみの純石けんで洗顔します。先生はブログで何を勧めていたか覚えていませんが、私は牛乳石けんの無添加を愛用しています。

栄養が不足している人だと、この方法で洗った後は肌がガサガサになってしまいます。でも、それは石けんが肌に悪いのではなく、自分の体内に問題があることのバロメーターでもあるそうなので、良くなるまでは保湿をしっかりと行うといいですね。

私も純石けんを使い始めた当初はガッサガサになりました。今は保湿を忘れても乾燥しません。

テレビでは仰っていませんでしたが、先生の勧めている椿油は大島椿のことです。類似品がたくさん売られているので、これ以外のものは避けてくださいね。

私はほとんどメイクをしないため、毎日は使用していないので問題ありませんが、毎日の使用が必須の方はアトピコスキンヘルスケアのオイルDがおすすめです。精製度が高くてたんぱく質の影響を受けないので、アレルギー対策になります。

子供用に売られているアトピコスキンケアオイルも、中身は全く同じです。

あいこ皮膚科クリニックのFcebook

この記事のまとめ

  • 美肌を目指したいなら、肉や魚の赤身を積極的に摂取する。赤身肉には肌作りに必要な栄養素がバランス良く含まれているので、意識して摂取することが必要である。
  • 赤身の多い部分には鉄分が多く含まれているので、シミ・たるみ・骨折予防に向いている。野菜や果物に含まれる植物性の鉄よりも吸収が良く、摂取量も無難な量なので、動物性の鉄がおすすめである。
  • とにかくたんぱく質をたっぷりと摂取する。1食で目指したいのは、動物性・植物性を合わせて総量が200g以上である。体重やストレスの有無、妊娠や成長期などで摂取量も変化する。
  • スキンケア時は、とにかく皮膚をこすったり触りすぎたりしないようにする。お手入れのつもりが、かえってシミ・しわ・たるみの原因になっている人が多い。