さば缶を毎日食べると体に毒な3つの理由と回避方法

昼間の貴重なお時間にご訪問いただき、誠にありがとうございます。食育アドバイザーのあんどうです。

数年前からテレビでさば缶の良さを語る健康番組が増えて、放送される度に品切れ状態が続きます。

私も非常食として魚の缶詰はストックしてあるのですが、さば缶を毎日食べるのはおすすめしません。テレビでは話してくれない3つのデメリットについてご紹介します。

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さば缶を毎日食べるのは体に毒

テレビではデメリットをほとんど話さないので、さば缶だけを毎日食べている人も多いと思います。

テレビに出演している医師や管理栄養士は、デメリットも紹介しているかもしれません。でも、番組の都合でカットされている可能性も高いので、情報をうのみにするのはやめましょう。

遅発型アレルギーの問題

同じたんぱく質(この場合はさば)を毎日のように摂取すると、遅発型アレルギーの原因になってしまいます。体に良かれと思って食べているものが、体調不良の原因になってしまうのです。

遅発型アレルギーは厄介で、一般的に知られている食物アレルギー(IgEアレルギー)のような症状が見受けられません。

「なんとなく体がだるい」「イライラが治まらない」「肌荒れが現れる」などの症状なので、体に良いと思って食べているものが原因だとは誰も思わないのです。

DHAとEPAによる問題

魚に含まれるDHAとEPAという脂質は、人間の体内では作れない必須脂肪酸です(n-3系、オメガ3などと呼ばれている)。

血液をサラサラにして動脈硬化の予防や炎症を抑えるのに適しているので、テレビでは「青魚を食べましょう」と紹介されていることが多いです。

しかし、この脂質に偏るのは大問題!

  • 酸化しやすい
  • 血が凝固しにくい

油というものは空気に触れると酸化するのですが、n-3系の油は特に酸化が速いです。体内でも酸化が進むので、抗酸化作用のある食材と一緒に摂取する必要があります。

抗酸化作用が高いとしてよく知られているビタミンに「ビタミンACE」があります。ビタミンAとビタミンEは脂溶性のビタミンなので、魚の脂と相性がいいです。また、この2つも酸化するので、併せて水溶性のビタミンCも一緒に摂取するといいでしょう。

血が凝固しにくいというのも問題があります。さば缶を1個しか食べないのであればそれほど問題ではありませんが、1日に何個も摂取したり、健康意識が高くてえごま油や亜麻仁油などを摂取したりしている方は要注意です。出血した時に血が止まらなくなったり、脳出血を引き起こしたりします。

塩分の問題

一般的な水煮缶には塩分が使用されています(食塩不使用の商品もありますが、ゼロではありません)。缶詰は健康食品ではないので、こればかりは避けようがありません。また、塩の質まで調べるのも難しいです。

塩(ナトリウム)を摂取するならカリウムも摂取するように意識しないと、体内でのナトリウム濃度が上がってしまいます。

ナトリウムは体にとって必要なミネラルで、体内の水分を維持するのに重要な役割を果たします。ナトリウムが不足すると、食欲不振・血液濃縮・けん怠感・頭痛などの問題が起こりますが、通常の食事で不足することはまれです。

塩分が過剰な生活を続けていると水分の調節が難しくなり、体にむくみが出やすくなります。また、高血圧や胃がんのリスクも高めるので、水煮缶を日常的に摂取するのはおすすめできません。

魚に含まれる栄養素が体にいいからといって、さば缶だけを食べても健康にはなれません。生野菜・納豆・赤身肉など、カリウムを含む食品もたっぷりと摂取する必要があります。

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体の毒にならずに済む回避方法

回避方法は簡単です。

  • いわし、さんま、鮭、マグロ、カツオなどの缶詰も食べる。
  • 缶詰以外でも魚を食べる。
  • 肉も同じくらいしっかりと食べる。
  • 生野菜・温野菜もしっかりと食べる。

食材にはそれぞれにメリットとデメリットがあります。過剰になれば毒ですし、不足になればそれもまた毒になってしまいます。一つの食べ物だけに頼ってはいけません。

私の場合ですが、肉が大好きなので、目の前にあればいくらでも食べられます。しかし、日頃の食生活ではあえて魚の比率を多くするように心がけています。肉の脂身は酸化しにくく、カロリーを維持するのに非常にいい脂質ですが、偏れば炎症を引き起こします。だからこそ、魚を意識して摂取することでバランスを取っているのです。

食べ方は人それぞれです。魚に偏ってしまう方は、意識して肉を食べなければなりません。どちらもあまり食べられない方は、出汁やボーンブロスを利用する必要があります。私たちの体は自分が思っている以上に繊細なので、メリットしか語られない情報に流されないことが大切です。

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この記事のまとめ

  • 同じたんぱく質を食べ続けることで遅発型アレルギーを招くので、さば缶だけを食べ続けるのは不調の原因になる。
  • 魚油のDHAとEPAは酸化しやすい脂質なので、抗酸化作用のある食材を合わせる必要がある。
  • 魚油のDHAとEPAが体内で過剰になると、出血した時に止められないという問題が起こる。
  • 水煮缶には塩分が多いので、過剰に摂取することで体内の水分調節が難しくなる。むくみが出やすく、高血圧や胃がんのリスクも高めるので、毎日の摂取は避ける。
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