【シンプル料理】しゃぶしゃぶ・ステーキ・焼肉・ローストなら何が一番ヘルシーか?

昼間の貴重なお時間にご訪問いただき、誠にありがとうございます。食育アドバイザーのあんどうです。

お肉をガッツリと食べたい時、私はよくしゃぶしゃぶや焼肉の食べ放題を利用します(月に一度の行事)。

肉を食べる時の調理法としては、しゃぶしゃぶや蒸し料理はとてもヘルシーに思えますが、果たしてどうなのでしょうか。

栄養療法(オーソモレキュラー)を始めてから気付いた“本当のヘルシーとは?”に触れていきます。

※この記事では肉を牛肉に統一しており、混ぜ物なしの調理法に限定しています。

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しゃぶしゃぶはヘルシーじゃない説

ヘルシーという言葉は「低カロリー」「あっさり」といった意味合いで使われることが多いです。しかし、本来は「健康な」「健康に良い」といった意味を持ちます。

しゃぶしゃぶのお肉はロースだったり霜降り肉だったりして半分くらいは脂肪です。つまり、どんなにしゃぶしゃぶして脂肪を落としても、肉よりも脂肪を食べる確率が高くなります。

しゃぶしゃぶ・ステーキ・焼き肉・ローストのシンプルな調理法。糖化()が最も少ないのはしゃぶしゃぶです。4つのうちで老化に最も遠い状態といえるかもしれません。

ところが、栄養素の摂取という観点から考えると「たんぱく質は体の材料、脂質はエネルギー源」として使いたいので、身(たんぱく質)の部分が多いステーキ・焼き肉・ローストに比べるとヘルシーとはいえません。

私の体で実験してみたのですが、4つの調理法だとしゃぶしゃぶが一番食べられません。そうはいっても250gくらいは食べているので、食べられないという表現は間違っていますが、他の調理法に比べると早く限界が来てしまいます。

それは、やはり脂が原因だと踏んでいます。

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ヘルシー=どれだけ栄養素が摂取できるかで考える

お肉は部位によって赤身と脂身に差があります。

肉の脂はアラキドン酸が豊富で、摂取しすぎれば炎症を起こします。しかし、酸化しにくい脂としては優秀で、エネルギーにするにはもってこいです。

脂身は食べ過ぎれば当然太りますし、肝臓やすい臓が弱い方だとほんの少しでおなかがいっぱいになってしまうこともあります。

栄養素という観点から考えると、やはり赤身肉が多い部位がたんぱく質・ミネラルともにダントツです。

ヘルシーの順位
  1. ロースト
  2. 焼き肉
  3. ステーキ
  4. しゃぶしゃぶ

これはあくまでも私の基準です。

ローストはモモ肉を使用するので、お肉だけなら500gくらいは食べられます。ローストの場合は半生状態でもあるので、生の栄養素と同じくらい残っているから健康的です。

焼き肉は塩のみでオーダーした場合の基準なので、タレがついているとステーキと前後しますが、基本的にモモ周りのターンが多いのでトータルで400g〜450gくらいは食べられます(主食なしでサンチュとともに)。いろいろな部位が食べられるからカロリーも維持できます。

ステーキはヒレなら最もヘルシーですが、なかなかのお値段なのでリブロースが基本です。赤身が多めなら450gくらいは食べられますが、脂肪が多いと300〜350gで限界が来ます(主食、付け合せはなし)。

しゃぶしゃぶは食べ放題であっても高級なお店であっても200〜250gで限界が来てしまいます(野菜類あり)。赤身が多めならもう少し食べられますが……。

肉(たんぱく質)が多ければ多いほど、摂取するのに負担がかかりません(胃酸が少ない人は胃・肝臓・すい臓の全てで負担がかかります)。

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しゃぶしゃぶが少量しか食べられない理由

脂肪の消化には胆汁酸やすい液が必要で、肝臓やすい臓の働きが悪いと吸収も代謝もできません。年齢とともに揚げ物が食べられなくなる人が増えるのは、散々痛めつけた肝臓とすい臓の働きが悪くなるせいです。

胆汁酸はコレステロールによって作られます。一般的にはコレステロールが高いと問題視されますが、コレステロールが低い人の方が“消化”という観点では大いに問題です。

コレステロール低値⇒消化・代謝能力が低い⇒小食に陥る⇒たんぱく質や脂質を食べる量が減る⇒コレステロールが下がる……

無限のループが続き、カロリーも体の基礎となる栄養素も減るため、免疫力の低下が起こって病気に負けやすい体を作ってしまいます。

すい液は消化酵素の一種です。脂質の他に、糖質やたんぱく質を分解する消化酵素(アミラーゼ、トリプシンなど)も含まれています。

消化酵素の肝となる材料がたんぱく質。つまり、肉や魚などの動物性たんぱく質を十分に食べていない人は、お肉に含まれる脂質によって消化が難しくなり、おなかの調子が悪くなりやすいのです。

しゃぶしゃぶは調理法としては確かにヘルシー。でも、体の基礎を作っていくためには、身の部分が多い肉を使用した他の調理法を選んだ方がいいです。

普段からあまり量が食べられないという方は、酸味のあるものを先に口にしてから食べるという工夫をしてみるといいですね。少量でも胃がムカムカする方は、無理をせずにスープやアミノ酸サプリメントから試すのが一番です。

※体内で起こる糖化ではなく、たんぱく質を加熱することによって糖が結び付いた状態のことを指す。基本的に茶色になり、加熱のし過ぎによっては焦げに到達する。
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