CICADAのコース料理をいただきました。プールやバーカウンターも兼ね備えた、地中海料理が楽しめるリゾート空間です。
シカダ(CICADA)のディナーメニュー
メニューはスペシャルディナーコースとアラカルトがあります。
スパイスを練り込んだ薄い全粒粉パンです。ふんわりと香る程度なので、スパイスが苦手な人でも食べやすいと思います。
おかわりは自由でしたが、この後の予定を考えてやめておきました。
左から、ブリのカルパッチョ(青唐辛子ハリサドレッシング)、ひよこ豆のディップ“ハムス”、ハモン・セラーノです。
クミンやコリアンダーなどのスパイスと青唐辛子で作られたハリッサのドレッシングでいただくブリは、普段はしょう油でしか食べない私にとって新鮮な味の連続でした。これはいい! 家でも試してみたいと思いました。
左から、プロシュートとハーブを詰めたカラマリのロースト、モロッコ風スパイシークラブケーキ、コリアンダーソースです。
カラマリとはイカ料理のことだそうです。英語でイカは「squid」ですが、調理済みだと「calamari」と表現するのだとか。
私はカラマリのローストが非常に気に入りました。Instagramでも紹介したように、口の中がフェス状態です。イカとプロシュートとハーブが三位一体となり、心が躍る料理でした。
こちらはフェタチーズとカラマタオリーブのギリシャ風サラダです。
フェタチーズはヤギのミルクから作られたチーズで、産地はヤギの放牧が盛んなギリシャです。このサラダには崩した状態でトッピングされていますが、見た目はスライスした豆腐のような形をしています。
カラマタオリーブはギリシャのカラマタ地方で栽培されているブラックオリーブで、臭みが少なくてフルーツみたいなオリーブでした。
シンプルなサラダなのに、ギリシャが思う存分に楽しめるサラダです。
ホタテのロースト & ファロとマイタケのクリームリゾットです。
ファロは古代小麦のことで、玄米よりも食べやすかったです。プチプチしているので、女性には好まれる穀物だと思います。
クリームリゾットですが、味はあっさりしています。いくらでも入りそうでした。
リブアイステーキのハリサトマトバターがけです。
個人的にはこれがとても気に入りました。リブアイステーキの脂を、ハリサトマトバターがうまく包んでくれているようです。
梅は使われていないのに、梅かつおのような味がしました。
左から、ガトーショコラとイチジク、ピスタチオのクレームブリュレです。
ガトーショコラもクレームブリュレもスイーツの中では好物なので、そこに大好物のイチジクが添えられていてなんとも幸せでした。
クレームブリュレはピスタチオで作られていましたが、しつこさは一切なく、普通のクリームブリュレよりは甘さも控えめで食べやすかったです。
シカダ(CICADA)のお店情報
最寄り駅は東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線の表参道駅で、B3番出口から徒歩2分です。階段を上がったら左に曲がり、突き当たりを右に曲がるとお店に到着します。
同じ場所にある系列店は、クリスクロス(crisscross)とブレッドワークス(breadworks)です。
リゾート感のある造りなので、昼でも夜でも楽しめます。
- 店舗情報:CICADA
- 住所:東京都港区南青山5-7-28
- 電話:03-6434-1255