銀座でひとりでも気軽に楽しめるフレンチのお店を探していたところ、リヨンの大衆レストラン「ブション」をイメージして作られたお店『ブション・ドール』に目が止まりました。
気取らずに食事ができて、いろいろなシーンで利用できそうなお店です。
ブション・ドールの平日ランチメニュー
平日ランチのメニューは「メニューA」「メニューB」「メニューS(コース)」の3つです。私は「メニューS(コース)」をオーダーしました。
※2024年6月現在は「メニューC」となっております。
アミューズは「リヨン風香草入りクリーム・チーズ」でしたが、一緒にバゲットも添えられていたのでアミューズではないのかと思っていました。
チーズはガーリックの風味が利いていて、ハーブはセルフィーユやシブレットなどを使用されているとのことでした。優雅な朝食を食べる時間はなかなかありませんが、前日に作っておいてパンに合わせるというのもいいかなと思いました。
「メインに仔羊を」と決めていたので、アントレは鮮魚のマリネにしました。伊勢から直送されたハタです。爽やかな酸味と新鮮なハタのコリコリ感がたまりませんでした。塩味もちょうどいいです。
白身魚の刺し身が好きな私としては、これをご飯に乗せて食べたい気分になりました。
お待ちかねの仔羊のローストはソースがかかっていました。想像とは少しだけ違いましたが、しっかりと焼かれていて肉は美味しかったです。
ペッパーが強めで、牛肉のステーキに近い感じもしました。臭みはあまり感じられないので、ラムが苦手な人でも食べられると思います。私はもう少しクセのあるラムが好きです。
撮影はしませんでしたが、一緒にパンもサーブされます。肉と一緒にパンを食べたいと思って残しておいたので、先に伝えていただけるとありがたいです。パンがサーブされるなら、アミューズにパンは不要かなとも思います。
しっかりと味の入ったラタトゥイユとバゲットの組み合わせがすごく気に入りました。パンが足りないほど!
ジャガイモはミルクで煮たものだと思っていたら、どうやらグラタンのようです。お肉のパンチとラタトゥイユの野菜の甘味に隠れてしまい、しっかりと味わうことをせずに食べてしまいました。
この日のデザートはチーズケーキとチョコレートムースでした。飲み物はコーヒーか紅茶が選べます。
チーズケーキは濃厚で味わい深いです。ベイクトチーズケーキですが、クリームチーズのレアっぽさも感じられました。
チョコレートムースは正に飲むチョコレート! 口に入れると風味だけを残して消えていくので「ちょっと待って」と追いかけたくなります。いつかテリーヌ・ショコラ・クラシックもいただきたいです。
ブション・ドールのお店情報
最寄り駅は東京メトロ銀座線・丸ノ内線の銀座駅で、A5出口から徒歩3分程度です。階段を上がったらそのまま直進し、銀座三越が左手に見えてきたら銀座三原通りを右に曲がります。
こちらの看板を見付けたら奥に進んでください。
東京メトロ日比谷線の東銀座駅からだとA1出口から4分程度です。JR有楽町駅からも徒歩で行けます。
店内はこぢんまりとしていて、カウンター席もあります。居酒屋というよりはかわいらしい食堂のようでした。平日のランチの時間帯は、土地柄もあってか、おひとりさまランチの方たちが多いです。
料理の提供のタイミングが良く、ゆっくりしたい方も急いで食事を済ませたい方も満足がいくと思います。確実に入店したいのであれば、ランチの時間帯でも予約をすることをおすすめします。
ランチは11:45〜15:00(ラストオーダー14:00)、ディナーは17:30〜22:00(ラストオーダー21:00)です。
- 店舗情報:ブション・ドール
- 住所:東京都中央区銀座5-9-5 田創館ビルB1
- 電話:03-3573-0019