一度は玉置さんの歌声を生で聴いてみたい! ソロツアーが取れなくてショックでしたが、安全地帯のツアーで聴けて良かったと思えた一日でした。
※ダラダラとした日記のような感想です。レポではないのでご注意ください。
安全地帯“Just Keep Going!”の感想
正直に言いますと、安全地帯の曲は数えるほどしか知りません。子供の頃、母に聞かされた曲を知っているくらいだったので不安が大きかったです。
メンバーとともに玉置さんが登場するやいなや、涙腺が一気に崩壊しました。
「玉置浩二は本当に存在した」。そんな思いと、歌声の美しさとなんとも言えない色気に感動し、過去の思い出もブワッと頭に浮かんだからです(1曲目は存じ上げない曲でした)。雪の演出も一役を買っていたと思います。
歌を知っているかいないかは関係ありません。最後まで魅了されていました。バンドメンバーの名前も知らず、本当ににわかで申し訳ないですが、演奏もただひたすらカッコいい。
恐らく、10年前ならここまで感動することはなかったと思います。私が安全地帯に追いついたのでしょう。子供の頃は怖い人たちだと思っていたくらいですから(ごめんなさい)。
どの曲がきっかけだったか思い出せませんが、玉置さんのひと声で会場は総立ちに。私は4階席だったので立つのはダメだろうと諦めていましたが、会場がNGを出していないなら立つしかありません。
ミラーボールが出てきたら、踊らにゃ損損! あれはいろいろな意味で人間をダメにします。2ドラム1パーカッションのセッションも「最高」という言葉が陳腐に感じるほどでした。
ところで、玉置さんはどこから声を出していらっしゃるのでしょうね? 歌が上手なアーティストはたくさん存在しますが、はっきり言って別格でした。彼自身が声そのものなのか、それともマイク内蔵人間なのか、あるいは歌なのか、玉置浩二という楽器なのか……。
「私、玉置さんよりも上手に玉置さんを再現できるよ」
などとアホな発言をしていたことを反省いたします(似ても似つかぬ)。
すっかりとりこになってしまったため、2023年3月の国際フォーラムは申し込みました。母は何度かソロのコンサートに行っていますが、私はそこまで心に響いていなかったから突き動かされることはなかったのです。しかし、扉を開いてしまったため、チャンスがあるうちは行っておきたい! そんな気持ちで申し込み画面に二拍手しました。
アルフィー(たぶん)・安全地帯・井上陽水・チェッカーズの歌が入っているカセットがあり、サザンに次いでよく聞かされていました(どんな親だ)。玉置さんと陽水さんの歌い方が、小学生の私には気持ち悪く感じられて、いとこと「キモチワル〜」と笑っていたことを思い出します。玉置さんの歌唱力を超えられる人は今のところはいないのでは? 「小学生の私よ、反省しなさい」と言ってあげたいです。
安全地帯“Just Keep Going!”のセットリスト
- あの頃へ
- 萠黄色のスナップ
- 碧い瞳のエリス
- プルシアンブルーの肖像
- 好きさ
- 蒼いバラ
- 熱視線
- ワインレッドの心
- 恋の予感
- Friend
- 夕暮れ
- あなたに
- 悲しみにさよなら
- 情熱
- 真夜中すぎの恋
- じれったい
- ひとりぼっちのエール
- I LOVE YOUからはじめよう
私がよくモノマネをする『恋の予感』、中学生の頃はレーザーディスクの“オトナな”映像が見たくてカラオケでわざと入れていた『ワインレッドの心』、体がしびれる『真夜中すぎの恋』『じれったい』が聴けて大満足でした。
そして、歌詞がグサッと刺さったのは『悲しみにさよなら』。小学生の頃から知っていますが、深くは聴いたことがなかったので、いろいろなことを思い出して泣いてしまいました。
ボーッと聞いていたメンバー紹介の時に聞き慣れた名前が! 「コーラス大滝裕子〜」。え? あの大滝裕子さんですか? コーラス隊はAMAZONSの皆さんでした。大滝さんと斎藤さんはシカオちゃんの初代バンドメンバー(Shikao & The Family Sugar)でもあり、今年の25周年記念ライブでも復活メンバーとして参加されておりました。なんというご縁! ひとりで勝手にドキドキしておりました(玉置さんのバックコーラスをされていたとは存じ上げず)。