神楽坂にあるアラビアンカフェ『アブ・イサーム(Abu Essam)』で、クオリティの高いアラブ料理を味わい尽くしてきました。
アブ・イサームのメニュー
通常メニューはランチ・ディナーともに同じです。軽く食べられるサンドイッチから、定食のようなプレートまでそろっています。
ディナーは、事前予約をすればリクエストに応じていただけます。メニューにない料理でも作っていただけるそうです。
サイドメニューもあるので、足りない方は追加オーダーをするといいでしょう。ランチの時間帯は、全ての料理にサービスのスープが付きます。
とても優しい味わいです。レンズ豆はすり潰してあり、皮ごと入っています。アクセントのフライドオニオンがいい仕事をしていました。
アラブ料理ではよく使用されるパスタ「シャーレイヤ(バーミセリ)」が入っています。アラビア語で「髪の毛」を意味するそうです。
コシャリが人気のようですが、肉が食べたかったのでコフタごはんをオーダーしました。
コフタはアラビア風ミートボールのことで、見た目は細長く整形したハンバーグでした。玉ねぎやパプリカなどの野菜も含まれていていいお味です。スパイシーですが、主張は控えめなので食べやすいと思います。
ご飯もスパイシーでした。シャーレイヤと一緒に炊き込まれていて、日本の茶飯みたいな感じです。炊き込みに使用されているのはチキンスープだと思われます。うまみがあって非常に美味しいので、おかわりをしたくなるほどでした。
今まで食べたフムスの中で一番美味しかったです。味付けは控えめで、ひよこ豆の味がしっかりと感じられます。この後に予定がなければ、テイクアウトをしたかったです。
後からおなかが膨れたので、シェアをして食べることをおすすめします。
以前、別のお店でいただいた初めてのファラフェルに良い印象がなかったのですが、思い切ってオーダーをしてみました。
オーダーをして正解です! 外側がカリッカリで豆類の風味がしっかりと感じられて、スナック感覚でパクパクと食べられそうでした。
ファラフェルは、サンドイッチやごはんプレートもあります。
アラブ料理はインド料理やネパール料理などに比べるとクセがなく、味付けも非常にシンプルなので日本人受けはいいと思います。ほんのりとスパイスを効かせた日本食のようです。
今回はスイーツをいただいていませんが、ショーケースに入っていた数々のスイーツはとても美味しそうでした。ブームになりつつあるトルコの伝統菓子「バクラヴァ」もあります。次回は必ずいただきたいと思います。
アブ・イサームのお店情報
最寄り駅は、東京メトロ東西線の神楽坂駅です。2番出口から徒歩1分程度で到着します。
かわいらしいカフェ風の食堂で、席数は多くありません。テーブル席よりもカウンターがメインなので、長居ができる感じではありませんでした。
11〜20時の営業ですが、15〜16時は休憩時間があります。スイーツも充実しているのでカフェタイムの利用もできますが、休憩時間があるので要注意です。
定休日はありますが、臨時休業や長期休暇があります。InstagramまたはTwitterでご確認ください。
カフェとして営業をしているのがもったいないと思うほど、料理のクオリティは高かったです。
- 店舗情報:アブ・イサーム(Abu Essam)
- 住所:東京都新宿区矢来町111-1 Y’s Kagurazaka 101
- 電話:03-5946-8014