熱川館は子連れでも楽しめる! 温泉三昧も海水浴も陸遊びも思いのまま

昼間の貴重なお時間にご訪問いただき、誠にありがとうございます。楽食楽生クリエイターのちえ(@funky_nutrients_c25)です。

運転手が不在だったので、電車で伊豆の旅を決行。熱川は昭和の温泉街といった雰囲気で、真夏でしたが温泉三昧を楽しんでまいりました。オーシャンビューのお部屋に大変満足いたしました。

※コロナ禍でのレポートなので、参考にならない部分もあると思います。ご了承ください。

熱川館の外観・内装・客室について

基本情報
  • 全39室:和室38室、和洋室1室
  • Wifi(無線LAN):あり(パスワードは客室に置いてある)
  • 客室設備:冷蔵庫、洗浄機付トイレ、テレビ、内線電話、ドライヤー、金庫(5個/部屋)、湯ポット、空気清浄機(7階のみ)、電気スタンド(貸出)、お茶セット、エアコン
  • アメニティ:タオル、バスタオル、スリッパ、浴衣、歯ブラシ、化粧品、シャンプー、リンス、ボディソープ

今回は(姪と甥が)初の電車旅ということで、駅から送迎をお願いしました。電車の時間に合わせて、どこの旅館も駅の前で待ってくださっています。朝の送迎は基本的にしていないとのことです(駅に車があれば乗せてもらえる)。

熱川館の車が見当たりませんでしたが、電話をかけたらすぐに来てくださいました。他の旅館の運転手さん達が非常に親切で! 雨でぬれていたベンチの水を払ってくださったり、周りの様子を見てくださったりしました。アットホーム感があふれる熱川の温泉街がだいぶ気に入ってしまいました。

外壁工事を終えたばかりだったので、外観はとても奇麗でした。内装もそこまで古びた感じはなく、掃除も行き届いていて満足でした。

女将(おかみ)という方のあいさつがなかったので、最後までどなたかは分かりませんでしたが、スタッフの接客はとても気持ちが良かったです。

どのお部屋も4名までということなので、2室(通常客室5階)で予約しました(3名ずつで分かれる)。10畳ですが、いつも2室続きのお部屋を取ることが多いために狭く感じました。

お茶代わりの抹茶(大人用)

入室するとお茶とお茶菓子を持ってきてくださいます。

どちらも売店で販売しているお菓子です。「逢初」は黄身しぐれのような和菓子でした。抹茶にはよく合います。子供には不評でした。

海が一望できる造り
小学生用(左)
幼児用(右)

中学生は大人用の浴衣です。

朝は日の出前に起きて、ぜひ日の出を眺めてください。遮るものがないため、清々しい気持ちになれることは間違いないでしょう。

熱川館の大浴場と貸切風呂について

写真はございません。自家源泉の湯に入れるので、体の芯まで温まれます。

大浴場は内湯と露天の2種類で、男性と女性が交代することはありません。朝に行っても同じお風呂です。

古さは否めませんが、温泉自体は非常に良いです。シーズン中とはいえ、時期的なものもあってほとんど人にも会わないので、ゆっくりとつかることができました。

玄関前からの眺め

目の前には海が広がり、天気が良ければ伊豆大島が見えます。露天風呂からも見えますが、立ち上がると道路側から見えると思うので要注意です。

貸切風呂は2,000円で何度でも入れます(空いていれば)。最上階の宿泊者は無料で貸していただけます。

我が家は男児が一人で(高学年)、夜だけは一人で入るのが怖いということで貸切風呂(花)を予約しました。現地に着いてから芽も予約しました。

貸切風呂は加水できないため、すぐに体が熱くなります。浴室内も暑いので、意外と子供連れには合わないかもしれません(夏の感想)。

今回は借りている方がいらっしゃらなかったようですが、時間で次々に貸しているとなると衛生面が気になります(掃除してくださるのでしょうか?)。

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熱川館の食事について

食事はもともと部屋食のようです。コロナ禍だったので同室での食事はかないませんでした。夕食の時間は18時と18時半から選べます。

夕食の量はまずまず(一般的な感覚だと多いかもしれません)。朝食はだいぶ少ない印象でした。

夕食

子供(小学生)もほぼ同じメニューです。偏食の甥はほとんど手を付けていませんでした。仕方がないので、ご飯をたっぷりと食べてもらいました。

大人には食前酒(梅酒)がついています。下戸なので2口ほどでダウン。味は美味しいのですが……。

献立を載せているので説明は省きます。一番美味しかったのは新鮮な刺身です。アワビのクリームキノコ焼きもいいお味でした。アワビなど食べたことがない甥が、グラタン風の見た目にだまされて食べておりました。

伊豆に行ったなら絶対に食べたいキンメダイの煮付けが、基本のメニューに含まれているのはありがたいです(別注の旅館が多い)。

ご飯は撮り忘れで申し訳ございません。旬のとうもろこしご飯でした。

私は赤だしが大好きなのですが、他の家族は大して好きではなく、子供も飲み慣れていないので残していました。子供が飲めないので、サンショウはお好みで用意していただいた方がいいかなと思いました。

伊勢エビを別注しましたが、この日は基本のメニューとして出してくださるということでキャンセルしました。

コウイカが新鮮で甘みがあって非常に美味しかったです。

幼児用はエビフライやハンバーグなど

ほぼ食べ終えている写真で申し訳ございません。2万円台の旅館やホテルだと、幼児はどこでも似たような料理ですね。

朝食

前日の伊勢エビの頭が入っているぜいたくなおみそ汁が印象的でした。子供も全く同じメニューです。

私は旅館の朝食が大好きなので、もう少しゴージャスな方が好みです。

左上から時計回りに

  • サラダ
  • 大根の煮物
  • 冷奴
  • ジャム入りヨーグルト
  • 温泉卵
  • 刺身の漬けととろろ
  • 焼きのり
  • オレンジジュース
  • 伊勢エビとふのりのみそ汁
  • 白飯
  • 漬物
  • アジの干物
  • ひじきの煮物、イカの塩辛、ノリのつくだ煮(真ん中)
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熱川館のメリットとデメリット

デメリット

  • 波の音がダイレクトに届く
  • アメニティがイマイチ

オーシャンビューの旅館を選んでいる時点で海は好きだと思うので、大したデメリットにはなりませんが、波が高い時はうるさいと感じる方がいるかもしれません。宿泊日は波が高かったため、窓・カーテン・障子を閉めていても音は聞こえました。

アメニティにこだわりはないので、期待しない方がいいでしょう。持参した方がいいと思います。

メリット

  • 環境が静か(客室が少ないのであまり人に会わない)
  • 温泉の湯が良い
  • 金庫の数が多い

客室は39室で部屋食なので、他の宿泊者と接触する機会がほとんどありません。お風呂に行く時くらいでしょうか。ゆっくりと心を休められる旅館です。

温泉は内湯も露天も広々としています。貸切風呂は非常に奇麗なので、人との接触を避けたい方はこちらでも満足できるはずです。ほんの数分で温まれるところも気に入りました(長風呂が苦手なため)。

スマホやWi-Fiなどを金庫に入れるとギュウギュウになってしまうことがあります。小さめの金庫が4つと大きめの金庫が1つ連なっているものが置かれていたので、各自で管理できて便利でした。

熱川館と海水浴と周辺スポット

熱川YOU湯ビーチでの海水浴

今回の目的は熱川YOU湯ビーチでの海水浴でした。直前に緊急事態宣言が出て一時的に閉鎖してしまって諦めていたのですが、2日目には再開するかもしれないとのことで水着は準備していきました。

台風の影響で海が荒れていて海水浴はかないませんでしたが、あまりの海の美しさに妄想だけはして帰りました。

熱川館の宿泊者には、子供連れに優しいサービスがあります。

海水浴客への特典
  • パラソルまたはビーチベッド利用券(海水浴特典付きプランのみ)
  • 更衣室の利用
  • お風呂の利用
  • 荷物の預かり(貴重品を含む / 宿泊前後OK)
  • 砂遊び用のバケツセット
  • コンプレッサー(空気入れ)
  • 温水シャワー&タオル(水着のまま入室可能)

チェックイン前後のサービスが整っているので、夏の宿泊時は思い切り海水浴を楽しめることでしょう。

子連れにおすすめの周辺スポット

熱川館の公式ウェブサイトでも紹介されている以下のスポットがこちらです。

今回は電車移動というリスクがあったことと、幼児から中学生までが楽しめるスポットを考えて、『伊豆ぐらんぱる公園』で遊ぶという選択をしました。

広さは東京ドーム5個分だそうです。公園と遊園地の間のような施設で、小さい子供から大人まで楽しめます。ドッグランもあるため、犬を飼っている方の入場も可能です。

海の近くなので、強風の時は利用できないアトラクションがあります(風が止むと再開される)。入り口でチェックしてから遊んでください。