伊豆の三津浜にある松濤館に泊まってみた! 子連れや二世帯旅行に超おすすめ

夜の貴重なお時間にご訪問いただき、誠にありがとうございます。楽食楽生クリエイターのちえ(@funky_nutrients_c25)です。

伊豆の三津浜にある歴史の長い『松濤館』の特別室に1泊してきました(宿泊は二度目)。

ウェブサイトだと定員(6名)での予約になってしまうのですが、1室で全員(8名)が泊まれるように女将さんが配慮してくださいました。いい旅館はこういうところがすばらしいです。

こじんまりとした高級旅館なので、子供連れや二世帯旅行におすすめできます。

※2016年の記事なので、サービス内容は変更されている場合がございます。情報のアップデートはしておりますが、更新されていない際はご了承ください。

富士山が奇麗に見える伊豆(三津浜)の松濤館

基本情報
  • 客室(全24室):露天風呂付和洋室6室、露天風呂付和室6室、一般和室12室
  • Wifi(無線LAN):あり
  • 客室設備:液晶ワイドテレビ、冷蔵庫、エアコン、洗面所、湯沸かしポット、ユニットバスまたは露天風呂、シャワートイレ、加湿器(夏のみ貸出)
  • アメニティ:タオル、バスタオル、浴衣(夕・朝用に2枚)、ひげそり、歯ブラシ、ドライヤー、男女化粧品、シャンプー、リンス、ボディソープ
  • 幼児専用アメニティ(2歳~5歳):スリッパ、ハンカチ、歯ブラシ、部屋衣や浴衣(用意していただけます)

ペット用のゲージが用意されているので、ペットと一緒に旅行したい方も宿泊できます。

スタッフの対応が素晴らしい

松濤館は富士山が奇麗に見える旅館です。スタッフの対応もすばらしいので、若いカップルでも家族でも二世帯でも気持ち良く過ごせます。

夕食が18時~19時のスタートなので、遅くても17時半くらいまでには到着するといいでしょう。

車で行く場合は、玄関に車をつけるとお迎えのスタッフが数名で荷物を運んでくれます。車はスタッフが駐車場に入れてくれるので、全てお任せしてください(キーはフロントで預かります)。

のどが渇きすぎていて写真は撮りませんでしたが、ロビーでウェルカムドリンク(選べる)とお菓子がいただけます。コーヒー・紅茶・緑茶・ジュース(オレンジ・リンゴ)だったと思います。

この間に荷物はお部屋に運んでくださいます。宿泊カードを記入したら、お部屋に案内していただけます。

入室時のサービス

大所帯で荷物が多すぎたので写真は撮っておりませんが、露天風呂付き和洋室(花・海)に8名で宿泊させていただきました。

入室後はお茶をいれていただきまして、大人には私の大好きな卵がたっぷりの手作りプリンが運ばれてきました(子どもたちが食べました)。子どもにはおまんじゅうが用意されていましたが、大人が食べました。

おまんじゅうをお土産に持って帰りたい方は、到着日に注文すると翌朝に作りたてを持って帰れます(夕食までにオーダーするとよい)。

(上)松濤館の玄関
(左下)早朝4時半に部屋から見た富士山
(真ん中)持参した鯨花火
(右下)おまんじゅう

子連れにうれしい夏休み中のサービス

話は前後しますが、夏休み中は子ども1人につき1袋の手持ち花火がプレゼントされます。チャッカマンとバケツは貸していただけますが、ろうそくはないので持参してください。火がつけやすいです。

すぐ隣のビーチ(三津海水浴場)で久々に花火をしましたが、久しぶり過ぎて少し怖かったです。私は線香花火の達人なので、姪1に自慢をしてみました。写真に写っているのは、家の近所で購入した筒井時正玩具花火製造所さんの「吹き上げる鯨花火」です。

妹に言われるまで知らなかったのですが、星野源『SUN』のMV(正確にはニセ明の一人旅)のロケ地になっていました。曲は持っていますが、MVは見たことがなかったのでビックリしました。女将さんに話を伺おうと思ったのに忘れました。

温泉やアメニティグッズについて

松濤館のお風呂は大きくありませんが、露天風呂は非常に気持ちがいいです。雲がなければ富士山が目の前に見えます。

夜と朝で男女入れ替えになるので、早起きができたら朝も入ってみてください(景色はほとんど変わりませんが)。湯上がり処もわりと広々としていて使いやすいです。

私たちは食事前・食後・早朝に入りました。客室露天風呂には入りませんでした(水着干場になっていたため)。利用はしていませんが、貸切家族風呂・マッサージ・岩盤浴なども利用できます。

部屋にアメニティグッズ(アッカカッパ)はそろっていますし、大浴場にはシャンプー類・小タオル・バスタオル・歯ブラシ・ブラシ・ドライヤー・基礎化粧品が完備されています。

※アメニティグッズは変更される場合があります。

2023年秋に三津浜温泉が湧出! 鉄分が多くて単独では適さないとのことで、今まで使用していた大仁温泉とブレンドした温泉として提供されています。

土日限定のシャンパンバー

2022年7月には、2階のラウンジ『汐彩』にシャンパンバーがオープンしました(メルマガより)。土日限定なので、シャンパンがお好きな方は狙っていくといいかもしれません。

伊豆みかんを使用したシャンパンカクテル「ミモザ」や、スピリッツ・ワイン・簡単なおつまみもあります。

オープンは16時〜18時と20時〜22時の二部体制です。

松濤館の食事をご紹介

松濤館の楽しみと言えば料理です。部屋または個室料亭でいただけます。5名以上の場合は個室料亭です。

料理長が1人1人におしながきを書いてくださっています(大人のみ)。

私が気に入ったのは「牛塩こうじ漬黄身おろし(3)」「お吸いもの(10)」「太刀魚の塩焼(12)」「いちぢくの天ぷら(15)」です。

「ほおずき入れサーモンずし(7)」はおしゃれだなあと思いました(まねしたいけれどまねする機会がない)。

右下(18)は朝食で、この他に焼き魚・玉子焼き・白飯・みそ汁がつきます。

子どもの料理は量が多いので、事前に伝えておけば減らしていただけます。エビフライは優しい姪1がゆずってくれたので、私がいただきました。

子どもは懐石料理のペースに飽きてしまうので、部屋にはおもちゃを用意してくださっています。以前はジッと座っていられなかった姪1は、自分の料理を食べ終わるまではしっかり座っていました。さすが、小2にもなると成長するものです。甥と姪2はケンカしながら遊んでいました。

朝食は8時と遅めのスタートですが、海の駐車場が混んでしまうので7時半に変更していただきました。女将さんには何から何までお世話になりました(感謝いたします)。

(左)生きる強さが半端ない姪2
(中)くそ真面目で口だけ達者な甥
(右)おそろしいくらいマイペースな姪1

今回は海がメインだったので、非常にバタバタしながら旅館を後にしました。

まとめ

今回は海水浴とセットで旅館をゆっくり楽しむ時間がありませんでしたが、松濤館はのんびりと過ごしたい方たちに向いている旅館です。

客室は24部屋しかないので、シーズン中でも混み合っている感じが一切ありません。

早めのチェックイン・遅めのチェックアウトで旅館を堪能しつつ、伊豆の観光を楽しまれてはいかがでしょうか。春夏秋冬、どの季節も楽しめます。

近くには三津シーパラダイスや伊豆の国パノラマパークがあります。船であわしまマリンパークに渡るのもいいでしょう。アシカのエサやりやふれあい水槽などがあり、大人でも十分に楽しめます。ちょっと高いですが、プールの釣り堀もあります。