家にゴキブリがいない可能性が高くても、近所に飼っているようなお宅があれば奴らはいとも簡単に侵入します(以降、文中はGに統一)。
昨年、「梅雨入り前から梅雨明けまでのゴキブリ対策! 駆除方法と侵入させない外回り対策」を書いた後、できるだけの対策を取ったところ、Gの室内出現率は0%でした!この記事へのアクセスが多かったので、決してGが少なかったということはないと思います。
暑い時期が終わるまでは冷や冷やしながらの生活が続きましたが、私は奴らに勝てたようです(笑)。その最強の方法が外用のベイト剤でした。置く場所や注意点などをご紹介します。
ゴキブリを侵入させないことよりも大切なこと
私の場合、Gを極度に怖がっているので、家の中で遭遇したら硬直して何もできません。家の中に侵入させないことは大切なのですが、それ以上に大切なのがGを家の周りから退治することです。
家の中への侵入経路を塞ぐのは、ハッキリ言って不可能だと思いませんか? 換気扇も使えない、通風口も使えない、排水管も使えないとなれば生活ができません。網戸を隙間テープで塞いでも、窓を開け閉めした時に侵入されれば意味のないことです。
家庭用のベイト剤は、商品名でいうと『コンバット(KINCHO)』『ブラックキャップ(アース製薬)』『ゴキファイター(フマキラー)』が有名ですね。家の中に入ってしまったGであれば、外に出てもらえば巣ごと退治ができるという代物です。
しかし、私は家の中で遭遇したくないので、初めて屋外用のベイト剤を置きまくりました。
屋外用ベイト剤を置く場所
説明は不要だと思いますが、侵入されそうな場所から少し離れたところに設置します。我が家の場合は一軒家なので、窓や玄関の近くには全部設置しました。
- 庭にある水道の付近
- 玄関周りに置いてある植木鉢の付近(2カ所)
- 庭にある室外機の付近
- (表)ベランダの扉付近
- (裏)ベランダにある室外機の付近(2カ所)
- 裏においてある外用ゴミ箱の付近
- 裏の出入り口付近
全部で9カ所です。残ったものは、家の中の湿りやすい排水口付近に設置しました。屋外用のベイト剤は、両面テープでしっかりと固定できるので、湿りやすい部分に設置するのにも適しています。
ペットを飼っている家は要注意
私はコンバットの外用を購入したのですが、なぜか猫が反応していました。なめるようなことはなかったですが、ニオイがキツイのか、クンクンと嗅いでいました。
なめる動物や昆虫もいると思うので、何かしらペットを飼っている方は、近寄れない対策を取る必要があります。小さい子どもがいるお宅も要注意です。
誤食してしまっても死に至るようなことはないようですが、誤食してしまった時は医師に商品名を告げて診てもらいましょう。
外用ベイト剤だけでは不十分
私はGではないので、奴らの行動は理解できません。屋外用のベイト剤を設置したからといって、過信していたわけではないのです。
- 玄関や窓を開ける時は最小限の時間で
- 換気は掃除をした後のみ(それ以外は密室状態に(笑))
- 1週間に2回ほどは侵入経路に樟脳(しょうのう)オイルスプレーを吹きかける
- 徹底的な除湿
- 殺虫剤を常備
- ゴキブリ団子を設置
とにかく、家に侵入させないように細心の注意を払って、梅雨から夏の間を乗り切りました。夏は大好きなのに、Gのことになるとノイローゼ気味です(自分でもどうしていいかわからないくらいパニックになる)。
ゴキブリを侵入させない最強の方法のまとめ
たったひと夏を乗り切ったくらいで、Gに勝ったと思っているのは私だけかもしれません。奴らはじわりじわりと、力をつけて成長しているはずですから。
しかし、現状でできる最強の方法があるのだから、使える対策を取らなかったら、Gに負けを認めることになってしまいます。
私と同じようにGへの恐怖心が拭えない皆さん! せめて、家の中であの黒光りと不気味な触覚を目にしないよう頑張りましょう!