陶器を目止めしないと起こる3つの悲惨な結果と対処法

朝の貴重なお時間にご訪問いただき、誠にありがとうございます。楽食楽生クリエイターのちえ(@funky_nutrients_c25)です。

陶器を初めて使う時は目止めをした方がいいのですが、大きい器だと家の鍋では不可能だったり、間違った目止めの仕方で欠けてしまったり、カビが生えやすくなったりとデメリットもあります。

陶器の種類にもよるので、目止めをするかしないかは、購入したお店や作家さんにお聞きするのが一番です。

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陶器の目止めについて

陶器の目止めをする理由に関しては以前に書いているので、そちらをご覧ください。

目止めをしないとどうなる?

一般家庭で使う陶器の8割ほどは食器としてですよね?つまり、色のついた料理やにおいの強い料理を盛り付けることが多いです。

陶器は土でできているため、目には見えない無数の穴が存在し、そこに調味料やニオイが入り込み、シミやニオイ移りを起こしてしまいます。

しかし、そんなに神経質になることはありません!目止めをしてもしなくても、いずれは汚れていくものだからです。

料理を盛り付ける前に吸水(軽く洗い流す程度でもOK)させておけば、気になるシミやニオイ移りは起こりません。

目止めをしなくても使える陶器は多い

陶器は土で形を作り、その上から釉薬(ゆうやく)をかけて色や質感を変えていきます。

ほとんどの陶器は、釉薬(ゆうやく)によってコーティングされているので、シミやニオイ移りから守られやすいです。もちろん、目止めをした方が長持ちさせられますが、特別にお気に入りの作家さんの陶器でもないなら、そこまでやらなくても問題ありません。

ただし、粉引や釉薬のかかっていない備前焼・越前焼・信楽焼(焼き締めという製法)などの陶器に関しては、使い初めに目止めを行うか、料理を盛り付ける度に水に浸しておくかのどちらかをおすすめします。

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目止めをしないことで悲惨な結果になった時の対処法

シミやニオイやカビが生えてしまった時の対処法をご紹介します。

シミには2種類の方法

それほど目立たないシミであれば、重曹水に浸けておくだけで気にならなくなります。

ただし、あまりにもひどいシミの場合は、漂白剤の使用をおすすめします。

酸素系漂白剤なら環境にも優しいし、洗濯や排水口の掃除などにも使えるので、ストックしておくと便利です。

ニオイ移りはよく乾燥

基本的に、洗ってからしっかりと乾かしておけば、ニオイが気になることはありません。

しかし、使っていくうちに気になることもあると思うので、定期的に酸素系漂白剤で漂白をしたり、クエン酸を使って煮沸をしたりと工夫をしてみてください。

ニオイ移りの原因は、ニオイのもととなる食材をいつまでも乗せておいたり、洗わずに放置していたりすることで起きます。食事を終えたら、拭いてから水に浸けておきましょう。これだけでも十分な対策になります。

カビが生えたら殺菌

中に入り込んでしまったらアウトですが、表面についている場合は殺菌でどうにかなります。

しっかりと洗ってから、煮沸をするなり、酸素系漂白剤につけるなりして、乾き切るまで乾燥させてください。

余裕があれば、天日干しをするといいですね。

陶器の目止めに関するまとめ

陶器はあくまでも楽しんで使うものです。堅苦しく考えていたら、料理をするのも嫌になってしまいますよね?

有田焼や益子焼のように、表面がつるつるした感じ陶器であれば神経質になることもないので、興味が出てきた方は料理の演出に使うと引き立ちます。

好きな作家さんができた時は、丁寧に扱うようにするという考えでいいと思います。

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