前回の続きで、彼女と盛り上がったもう一つの話題がこちら。
なんやかんやいって組織は強い
「組織があるからこそ“個が輝く”ということを忘れてはいけないよね」という話をしました。
個人活動が社会を動かしているのではない
彼女も私も個人事業主(フリーランス)で、個としての活動をしています。彼女は表がメインの仕事で私は裏がメインの仕事。法人化をすればいわゆる社長という立場でもあります。
私は休職中に始めた仕事がそのまま仕事になり、特に大きな目標もないので(笑)、意のままにいろいろとチャレンジしている次第です。
彼女は確固とした目標がありますが、現在の柱となっている仕事はわりとお堅いです。
人生なんて短いのだから、思うがままに仕事も遊びもすればいい。そのスタンスは似通ったところがあります。
でも、組織で働くという生き方がなくなってはいけないし、敬意を払わないといけないよねという話になりました。
インターネットの進歩で個人活動のハードルが下がったので、組織に属するのが苦手な人にはいい時代になりました。
そのせいもあって「自分の力を発揮しよう」などと煽る情報も多いですが、それに乗せられる必要はありません。
インターネットで見ていると輝かしく見えますが、成功している人は氷山の一角。10年後に今と同じくらい輝いていられる人は、そのうちのほんの一握りだと思います。
結局のところ、個人は組織のコマに過ぎないので、「やりたいことが見付からない」「自分には才能がない」「組織の歯車」などと卑下する必要なんてこれっぽっちもないです。
目立たない人ほど力を持っている
目立たないけどなくてはならない仕事っていっぱいありますよね?
- (通称)ごみ屋さん
- (通称)掃除屋さん
- (子供通称)お店屋さん
- 農家
- 漁師
- 配送業者
- 事務
- 経理
など
生活に密着していたり、会社内では縁の下の力持ちな部署だったり。
誰でもできそうで、誰もができるわけではない仕事。
賃金はなぜか低いけれど、なくなると世の中が回っていかない仕事。
太陽のような強烈な光を放たないけれど、地球のように核になっているような仕事。
あって当たり前だと思われている仕事や活動こそが社会を動かしているのだから、今続けている仕事や活動が地味で特に称賛されなくても、自信を持って堂々としていればいいんですよね。
どっちが偉いとか、どっちがすごいとか、一つの尺度で決められることではないし、こうしなきゃダメってこともない。
自分はすごい。
ただそれだけです。だって、必ず誰かの役に立ってるんですから。
自分は何もいいところがない。自分は誰の役にも立っていない。そんな風に思っている人がいるならば、私にご報告ください(^人^) 私が見つけて差し上げます(上から笑)。

私の本当の夫・中村倫也(コラッ)がナレーションを務めたバンクシーの展示会に行ってきました。世界観というか、ロックに似た社会風刺の表現がグサっと刺さりました。ナレーションにしか興味はなかったのに!(笑) しかし、やはりメインはナレーション。小一時間は夢のようなひと時でした。声がどツボすぎて、ずっと女性ホルモンが出まくりです。