デートに最適! 隠れ家感満載の『SEABIRD COLONY 銀座本店 』で優雅なインドカレーランチ

夜の貴重なお時間にご訪問いただき、誠にありがとうございます。楽食楽生クリエイターのちえ(@funky_nutrients_c25)です。

入り口はBARまたはクラブに見える

日本テレビ『バゲット』のいちコーナー「水曜日はカレーの日」でチェックして以来、ずっと気になっていたシーバードコロニーでランチをいただいてまいりました。

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シーバードコロニーのランチメニュー

2022年当時の価格です

平日ランチは全部で5種類です。

シーバードコロニーには、バンゲラズキッチン出身のシェフがいらっしゃるということを事前に調べていたので、第一候補はシーフードで伺いました(最終的にはビリヤニと迷う)。

※ナンディニを立ち上げたシェフもいらっしゃるようです。

普通のインド料理店では絶対に見かけないおしゃれなテーブルセッティングにうっとりしました。

手前から時計回りに、タイのポハフライ・イナダとカキのココナッツカレー(日替わり)・マトンララ・サツマイモのポリヤル・山菜のピクルス・ピーナッツのチャツネ・バスマティライスとフライドパパド(真ん中)・トマトと豆のラッサム(右上)です。

選べるカレーは3種類から選びます。「本日のシチューカリー」「パイナップルポークカレー」「マトンララ」です。

シチューカリーはケララスタイルのマイルドなカレーで、最小限のスパイスとココナッツミルクで作られています。この日はチキンでした。

パイナップルポークカレーはスパイシーなカレーで、パイナップルの酸味がきいているそうです。

マトンララは辛口で、チキンキーマも使用されています。

ラッサム(左上)はトマトの酸味が主で、スパイシー感が少なめの優しい味わいでした。物足りない気もしましたが、後でこの主張のなさがマッチしていきます。

イナダとカキのココナッツカレー(下)は、ガッツリスパイスというよりはじわりと体に効いてくるタイプのまろやか系でした。カレーというよりもエスニック系煮魚と名付ける方がしっくりきます。

右下の画像をご覧ください。イナダがごろんと入っているのがお分かりになると思います。切り身がそのまま入っていて、しっかりとおかずを食べている気がしました。定食が好きな私のテンションは、ひと口だけで既にマックス!

※骨があるのでご注意を。魚を食べるのが苦手な人は大変かもしれません。

マトンララ(右上)は主張が強いカレーでした。マトンカレーはどこのお店でも辛みは強いですが、比較をすると辛さはそんなに感じません(辛すぎるものが苦手)。唐辛子の舌を突き刺すような辛さではなく、他のスパイスがタッグを組んで刺激を与えてくる感じでした。

マトンの臭みは一切ありません。これを選んで正解でした。辛さは控えめとはいうものの、マトンララを食べ進めると体はじんわりと汗をかき始めました。

スパイスが駆け巡り始めたところで、優しく包んでくれるのがサツマイモのポリヤル(左上)です。サツマイモとココナッツの優しい甘みが舌の上でとろけあって、またカレーに目を向けさせるという作戦でしょうか。

とりあえずはカレーに戻らず、山菜のピクルス(右上)に手を伸ばします。これがまた憎いおいしさで、程よい酸味と辛みがご飯へと誘導します。このピクルスとご飯だけでも食べられるので、瓶詰めにして持って帰りたいくらいでした。

ピーナッツのチャツネ(左下)は適度なオアシスです。カレーに合わせたり、魚のフライに合わせたりして、味の変化を楽しませてくれました。

タイのフライについている衣は、乾燥させた米(ポハ)を使っています。軽い食感を楽しめるのと同時に、衣の中で蒸されたタイのふわっとした甘みも楽しめます。

ここで最初にご紹介したラッサムに話が戻ります。物足りないと言ってごめんなさい。このミールスに主張の強いラッサムが合わさったら、はっきり言ってくどいと思いました。この優しい味わいだからこそ、全体のバランスがまとまるのですね。

おなかに余裕があったので、500円で追加できるビリヤニにしようと思ったのですが……。万が一にも食べられなかったら困ると思い、残した場合の持ち帰りは可能かを聞いてみました。テイクアウトをやっていないので、お持ち帰りもNGでした。

ここはインド料理店ですよね?

本日のデザートを聞いてみたところ、返ってきた答えが「ベリーのムースです」。心の中で疑問がわきましたが、気になったのでオーダーしてみると、こちらのプレートがサーブされました。

思わず心の声が出ました。「え? すごい! えっ」。インド料理店で、イタリアンやフレンチのお店で出てくるようなデザートを目にするとは思いませんでした。誰かにプロポーズされるのかと思いました。

心の声が漏れてしまったのは、このデザートがたったの500円だからです。心の声が漏れるのは、決して私だけではないでしょう。

インドのスイーツといえば、料理とは正反対に甘いものがほとんどです。甘党の日本人でもギブアップするほどのてごわい強豪がそろっていますが、こちらのデザートプレートは一般的なスイーツの甘さでした。ベリーなので酸味もあり、ミントやナッツやドライフルーツのおかげで変化も楽しめます。

お決まりのチャイもオーダーしました。私が好む甘くないチャイでした。クリーミーで飲みやすかったです。

非常においしかったので再訪は決定ですが、南インド料理を好んで食べ歩いている人の目線でいくと期待外れに感じるかもしれません。好みが分かれると思います。ただし、大抵の女性には喜ばれるお店でしょう。

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シーバードコロニーのお店情報

最寄り駅は東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線の銀座駅です。B7出口(エルメス銀座店)を出るとソニー通りに出ます。左に曲がって1分程で到着します。

不安になる入り口

西五ビルの3階に上がって正面です。入り口は『銀座米料亭 八代目儀兵衛』と『古美術 銀座 八光堂』に挟まれています。2階には老舗フランス料理店『銀座エスコフィエ』があります。

JRの有楽町駅からも徒歩5分程度で行けます。

ランチは11:00〜15:00(L.O.14:30)、ディナーは17:00〜23:00(L.O.22:00)です。

店内はインドの雰囲気が一切なく、インドの音楽もかかっていません。いい意味でインド料理店にふさしくはないラグジュアリーな空間です。

カウンターがあるので、ひとりでフラッと立ち寄っても居心地は悪くないでしょう(私は4人がけに通された)。

このご時世なので4人がけになっていますが、大人数でも座れるソファ席がありました。

夜のメニューも見せていただきました。とにかく料理の盛り付けがおしゃれなので、「インド料理を食べに行こう」とデートで連れて行かれたら度肝を抜かれると思います。

※ディナータイムは予約制です。ネット予約のみ当日の17時まで予約が可能(17字以降は電話予約)。

Seabird Colony 銀座本店


  • 店舗情報:SEABIRD COLONY 銀座本店
  • 住所:東京都中央区銀座5-4-15 西五ビル 3F
  • 電話:03-6263-9869
食べログSEABIRD COLONY 銀座本店(口コミはこちらでチェック)

Instagram@seabirdcolony

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