FUYU (DURAN / 坂本竜太 / ハナブサユウキ / DJ下町)、DJ:坂本竜太 / DJ下町 and more
たったこれだけの情報で、楽しいことは間違いないのだろうけれど、どんなライブになるのかも想像がつかず……。ワクワク・ドキドキしながら、7月末で閉館になる新宿BLAZEに行ってまいりました。
※ザックリとした簡単な感想です。
FUYU & DJ下町 presents「HOUSE PARTY」の感想
平日の夜なのに18:30からのスタートでした。曲数が少ないのかなと想像しつつ、21時前には楽しい時間も終わってしまうのかと寂しい気持ちになりながら会場に入ると……。
DJサカリュウ1st
すでに竜太さんがDJを回していて、だいぶいい感じに温まっていました。
スタンディングで800名ほどの小さなライブハウスなので、DJとの距離もステージの距離もとても近く、あそこに集ったスガマニアは全員ドキドキしていたのではないでしょうか。
さすがバンマス! 本物のDJのあおり方とは違いますが、うまく場を楽しませていました。なかなかレアな選曲で、「これから何か面白いことが起こるぞ」の雰囲気はヒシヒシと伝わってきました。
DURANバンドの感想
暗転するとDuranが主役のステージが始まり、オーディエンスは大盛り上がり! サポートのDuranしか知らないので、こんなにパワフルで熱いステージを繰り広げるのかと大興奮でした。
久しぶりにヘドバンをしました。ベースのMASAEさんとドラムのShihoさんがものすごくパワフルで、なんだか体の中から熱いものがこみ上げてきました。
Duran(なぜか呼び捨て)の「男〜! 男、前に来い〜!」が妙にツボでした。持ち上げた皆様、腕の筋肉痛は大丈夫でしたか?(大きなお世話か)
DJサカリュウ2nd
Duranの熱いステージが終わると、DJサカリュウがまたまた場を盛り上げていました。
いつもは演者と観客みたいなハッキリとした境界線がありますが、境目が曖昧でお祭りみたいな雰囲気を味わえました。
スガマニアはいい大人だし、ワーッと押しかけることもなく礼儀正しい(笑)。
午後パレのイントロで遊び始めると、ステージにはバンドメンバーが大集合していました。
スガシカオ with 2024年フェスバンドの感想
バンドメンバーはいつもとは雰囲気が違います。ギターは女の子で、キーボードとコーラスは初見の方でした。
シカオちゃんが登場すると、みんなが狂ったように踊り出しました。たぶん、ここまではちょっと様子見みたいな雰囲気もあったのです。
1曲目から「おれ、やっぱ月に帰るわ」でぶちかましてきました。スガマニアのためだけの夏フェスではないか!
踊りながら「ギターの女の子を私は知っている」と眺めていたら、私の中で脳がバグりました。
え? もしかして? は? マジ?
Reiちゃんなわけないよな。いや、まさかね……。
いやー! Reiちゃんやー!
大人の女性に対してこんな言い方は失礼かもしれないが、ただただカワイイ! そして、カッコいいプレイに圧倒されっぱなしだった。
正真正銘のReiちゃんがサポメンとしてギターを弾いているではないですか! 一度、地元で歩いているところを見かけたことがあるのですが、ミュージシャンとしてステージに立っている彼女を見るのは初めてです(興奮)。
「食塩水と一緒で」は、何度歌ってもツボにハマってしまいます。笑えますよね? 日常では絶対に使うことがないもので。
全く成長していないようです。
終盤に「Progress」が入っていたのがとても良かったです。リードギターが変わる度に色が変化するのがこの曲。Reiバージョンが夏を感じさせてくれました。
「おれ〜」から始まって、マニアを最後まで休ませないドSなお祭り状態のセットリストが続きました(毎日鍛えていて良かった)。
2024年夏、とんでもないサポメンでのフェス登場です。HOUSE PARTYには来れなかった方で「フェスには行くよ!」というマニア様は、ものすごい期待で参戦していいと思います。
DJ下町
ここまで来て、「DJ下町は何もしないのか?」と疑問が湧いてきました。DJ下町として歌を歌う(スガシカオは最後まで伏せる)のがこのライブのコンセプトなのかなと。
とんでもなかったです。2024年フェスバンドとのステージが終わると、DJ下町がDJブースに降りてくるではないですか! ほう、DJ下町は存在したのか!
少々のトラブルはあったものの、プリンス縛りで回し始めました。プリンス縛りなので、最初から最後までプリンスです。
目の前で、シカオ兄さんが、大好きなプリンスで会場を盛り上げている。なんとぜいたくなことよ。
インストゥルメンタルバンド vs DJ下町
DJ下町のターンが終わると、ステージにはおなじみのツアーバンドメンバーとサックスの坂田明奈さんが登場しました。
坂田さんの出演が決まったのはなんと前日! バンマス竜太さんからのムチャブリだったようです。サックスが歌っているという表現が正しいかと! 本当にかっこ良かったです。
ステージが煽る間、DJ下町はDJブースで応戦。バンドとDJ下町とのやり取りが交感神経を刺激してくれました。
竜太さんの「スガシカオが欲しいか?」のかけ声とともにステージに上がるシカオちゃん。エロティックにまとめてきました。
そう、ここにいるのは全員FUNKAHOLiC! 涼しい顔してまともそうな社会人を演じるやべえ大人しかいないのです(全てのスガマニアさんに土下座いたします)。
最後の最後までイジメられて果てました。
DJ下町のセットリスト
- おれ、やっぱ月に帰るわ
- 覚 醒
- 正義の味方
- 19才
- Progress
- はじまりの日
- ハチミツ
- FUNKAHOLiC
- イジメテミタイ
終わりの合図がなかったため、帰る人もちらほらいた中でなりやまぬアンコールの拍手。しかし、この時点で2時間半を超えており、当然のごとくアンコールはありませんでした。
いろいろなことが重なり、黒いエネルギーを発散するためだけに参戦を決めた今回のHOUSE PARTY。行って良かった! 興奮状態で眠れず、2時くらいまで起きていました。
もうけ度外視で行われたぜいたくなライブでしたが、正直に「しっかりお金を取ってやってくださいよ」と思いました。でスガ、シカオちゃんからいただいた心意気は、自分の大切な人たちに返していこうと思いました。