食生活の改善が一瞬であだとなる生活習慣

朝の貴重なお時間にご訪問いただき、誠にありがとうございます。食育アドバイザーのちえ(@funky_nutrients_c25)です。

健康診断で悪い結果が出たり、体調不良に陥ったりして食生活の改善をする人は多いと思います。

素晴らしい心がけなのですが、どんなに良いものを食べても一瞬であだとなるのが生活習慣の乱れだと感じる今日この頃。

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食生活の改善に頼ってはいけない

こちらの記事を公開した翌日、『主治医が見つかる診療所』でタイムリーなテーマ「消化器」を扱っていました。

ながら見だったので覚えているところだけ。

花田虎上さん
  • 8年前に見つかった逆流性食道炎がバレット食道に進行していた。
  • 食事は野菜から食べて、30回はかんで飲み込み、炭水化物は1日に1回にしていた。
  • 食事の改善は褒められる部分が多かったのに、一味のかけすぎとスイーツがやめられないのが原因で進行してしまった。
林マヤさん
  • 以前に指摘された食生活を改善し、無農薬野菜など体に良い食材を使った料理をしている。
  • スイーツが大好きだったのだが、ケーキなどはやめた。
  • やめた代わりに果物・ドライフルーツ・干し芋・煎餅などを仕事中に食べるようになった(量は両手のひらくらい)。
  • お酒(ワインだったと思います)もそれなりに飲む。

こちらのお2人は、4人中の2位と1位です。林マヤさんの方が悪くて、腸の老化がだいぶ進んでいました。

以前に指摘されたことを受けて、お2人も普段の食生活は改善されていました。それなのにほころびが……。

私にも思い当たる節があります。逆流性食道炎の診断は、たまたま症状がひどかったから詳しい検査をして分かったようなもので、実は無症状の状態で何度も起こしていました。

普段の食生活はできるだけ気を付けています。下戸なのでお酒は飲まないし、甘いものに興味がないのであまり食べません。昔から偏食もなく、しっかりかむということを実践しています。

お肉は大好きですが、食べ過ぎるからできるだけ魚を中心にしています。家で肉を食べる時は200g弱が目安です。激しい運動をしない限りは、プロテインも飲まないようにしています(すぐに食事タイムへ移行するように調整)。

ところが、やはりほころびがあるのです。

焼き肉・バイキング・ハンバーグなどの肉が食べられる外食だと、タガが外れて飲み物のように吸い込んでいきます。

まるでフードファイター!主食はなしで400〜500gくらいは食べてしまいます。

言い訳させていただくと、野菜も同量は食べていますよ!自慢にはならないですが……(合計で約1kgですものね)。

普段の体に良いはずの食生活が一瞬であだとなる瞬間です。思い当たる方は多いかと思います。

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生活習慣の重み

  • おやつの量が多い(1日に片手手のひら以上は食べる)
  • ついついお酒が進んでしまう
  • 満腹になるまで食べてしまう
  • 喫煙をする
  • 運動と食事のバランスが悪い
  • 運動不足
  • 働き過ぎ
  • 働かなさ過ぎ
  • 睡眠不足または睡眠の質が悪い
  • ストレス過多
  • ストレスがなさ過ぎる
  • 予定を詰め込み過ぎる
  • 人との接触がなさ過ぎる(家族以外との会話はほぼなし)

書き出すとキリがないのですが、何か一つでも当てはまると日頃の良い食生活が水の泡と化します。

私のデータも面白いものがありましたが、上記のお2人も面白い結果だなと思いました。要は栄養だけに頼るなということでしょうか。

食べることは生きること。体は食べたものでできている。

よく聞くフレーズですが、「食べる」だけが体を作っているわけではなく、生きるベースになっているわけでもないのです。

カウンセリングでもお話しさせていただくことですが、食生活と同じくらい他の習慣も大切で、どちらもおろそかにしてはいけません。

そうはいっても人間はそんな完ぺきに生きられるものではないので、たまにはタガが外れてもいいと思います(度を超えなければですが)。

一応、体には謝っておきましょう。「負担をかけてごめんね〜」と。

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