夜の貴重なお時間にご訪問いただき、誠にありがとうございます。楽食楽生クリエイターのちえ(@funky_nutrients_c25)です。
ダイエットや運動など、あらゆるものを習慣化できずにもがいている人も多いですが、そんなにもがく必要はないのです。「ありがちなコツは無視するのが吉」だと個人的には考えます。
2017年から毎日の運動を、2022年の11月からInstagramのフォトアカウントで1日1投稿を、2023年の1月から早寝を習慣化しました。今のところは全て継続中です。
習慣化についてのありがちな話
習慣化できない人の特徴
「習慣化できない人の特徴」で調べると、いろいろなサイトでこれでもかと言いたくなるほど同じようなことが書いてあります。まとめてみましょう。
- 目標が定まっていない
- モチベーションが不足している(やる気が出ない)
- はじめの一歩が踏み出せない
- 継続力が欠如している
恐らく、自己啓発系の本にもこのようなことが書かれているのでしょう。納得できる部分もありますが、果たしてこれだけが原因なのでしょうか。私は違うと思っています。
習慣化のコツ
習慣化のコツについてもまとめてみました。
- 目標を明確にする
- モチベーションを高める(やる気を促す)
- 小さな一歩を踏み出す
- 毎日続ける
- 環境を整える
特徴の逆です。「ごもっとも」とも言えますし、これを読んで納得して一歩を踏み出せる人もいるでしょう。それなのに、継続が難しくて「いつの間にかフェードアウトするのがオチ」を繰り返している人も多いです。
習慣化はやるかやらないかだけ
「そう言われてもね、できないから困ってるんだよ」。そう言いたくなる気持ちは分かります。ダイエットは明日からですよね? そして、あさって、しあさってと伸びていきます。
話を変えましょう。現代人で歯磨きをしない人は少数派だと思います。「疲れているからしない」「忙しいからしない」「気分が乗らないからお休み」「やる気がないからお休み」などの感情を抱く人も少ないはずです。体調が優れずに行動につながらない場合もありますが、大抵の人は無意識にルーチンとして歯磨きをします。
習慣化とはそういうもので、目標もモチベーションも小さな一歩も関係ないです。「食後には歯を磨く」とインプットされているから行動につながっています。虫歯や歯周病予防などの理由は後からついてきたものです。
何かを習慣化するのに明確な目標はいりません。目標が定まらなければ永遠に始められないです。無理に目標を立てると達成できないことにストレスを感じ、停滞すれば自信喪失に陥るので必要はありません。“とにかくやる”が先決です。
常にモチベーションが高い人は存在しません。自分のやる気に頼っていたら、習慣化する前にフェードアウトしてしまいます。「やらない理由」「継続できない言い訳」などが頭の中にちらつき、“やらない選択グセ”が身に付くだけです。
小さな一歩は大事です。大事ですが、その一歩すら出ない人は永遠に始められません。頭で考えるよりも勢いに任せて始めるくらいの気持ちが必要です。人は弱い生き物なので、頭に空きができたら一歩が踏み出せません。
続けるのが大変なのは百も承知ですが、続けることが習慣です。1日目を乗り越えたら2日目も、2日目を乗り越えたら3日目も続けてみます。3日坊主を投げ出さずに続けていけば、知らぬうちに習慣化しているはずです。
環境を整えるのは大切ですが、整わなければ言い訳の種になってしまうので行動が先です。環境は後から十分に整えられます。
習慣化が苦手なら伴走者を作る
「それはできる人の言い分でしょう」。そうかもしれません。私が運動を欠かさずに続けられることも、早寝を継続できるようになったのも、考える前に行動することが得意だからできることなのでしょう。
習慣化が苦手な人にも朗報があります。自分の力で難しいなら、お金の力を借りて伴走者を作ればいいです。続けるのにほどよい後押しを続けてくれるメンターを、お金の力を借りて探してみてはいかがでしょうか。
食習慣を変えたいなら栄養のプロに、運動習慣を身に着けたいなら運動のプロに、勉強習慣を身に着けたいなら勉強のプロにお願いします。ただし、その人はあくまでも伴走者なので、少しの努力は必要です。
歯磨きの習慣は、ほとんどの場合は親の伴走があってこそ成り立っているものです。行動することが得意じゃないなら、人の力を借りれば身に付きやすくなります。
「自分だけに頼らない」。この考えを持っていれば、習慣化はそんなに難しくはありません。一つでも達成できれば、自信につながって他のこともできるようになります。