さらば静電気! バチバチと無縁になったのは「もしかしたら?」の個人的考察

 夜の貴重なお時間にご訪問いただき、誠にありがとうございます。食育アドバイザーのちえ(@funky_nutrients_c25)です。

 ベランダのてすりを触ればバチッ。車のドアに触れればバチッ。人に触れればバチッ。服を脱げばバチバチバチッ。冬になると必ず訪れるアイツが静電気です。

 静電気との付き合いは長かったのですが、いつの頃からか無縁の生活をしています。あんなに静電気除去グッズと仲良くしていたのに、今は使用しなくなりました。

 加齢のせいだと思っていたのですが、どうやらそうでもないらしいので、個人的に考察したことを記しておきます。

 ※ただし、この方法はものすごく時間がかかります。一朝一夕ではできません。

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静電気は乾燥が原因で起こる

 ご存じの方も多いと思いますが、静電気は乾燥の季節や乾燥している状態の時に起こりやすいです。詳しい説明や対策方法などは、沢井製薬さんのサイトが分かりやすかったので読んでみてください。

静電気の悩みはこれで解決! すぐに試せる5つの対策

 柔軟剤にこだわってみたり、除去グッズのキーホルダーやブレスレットを使ってみたり、静電気防止スプレーを使用したりと、多くの工夫をしている人はいるでしょう。しかし、根本的な解決には至らないから、大きなストレスがかかってしまいます。

 記事内に書かれている対策方法を講じている人も多いと思います。私が気を付けていたのは、「洗いすぎない」「肌の保湿をする」のみでした。今も実践していますが、肌の保湿は風呂上がりにするくらいで、顔と手以外はし忘れてしまいます(それほど乾燥が気にならない)。

 特別に健康状態がいいわけでもなく、体の悩みがゼロということもないのですが、静電気をためにくい体に変化したことだけは分かります。家族がその傾向にあるので、考えられるのは生活習慣の変化としかいえません。

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体の水分がたまりやすい生活習慣

 10年前と今では生活習慣が全く違います。食生活と運動習慣(筋トレ強化)が変化し、じわじわと水分を蓄えやすい体が出来上がったのだと考えられます。

食生活の見直し

 大きな食生活の変化といえば、8年前から増やしたたんぱく質の量です。ただし、その頃はやたらと肉の比率が高く、あまり良い傾向とはいえませんでした。

 静電気と無縁になったのは4年ほど前からなので、その前年から変化させた食生活を箇条書きにします。

  • ご飯(雑穀ご飯)の量を増やす
  • 肉を減らして魚介類の比率を上げる
  • 植物性たんぱく質の量を増やす(プロテインも含め)
  • 利尿作用の強いハーブティーの量を減らす(もともとカフェインはあまり摂取しない傾向)
  • 毎日の運動時間は何がなんでも確保する(きっちり1時間)
  • 睡眠時間を確保する(6時間未満にしない)

 ※肉を減らしたといっても、メインにする時は150g程度を食べる。

 野菜や海藻などを食べる量はもともと多かったので、以前からの変化はありません。つまり、食事に関しては以前よりもバランスが整ったということが考えられます。

 冬に限定して考えると、カキを食べる日数が増えました。購買欲を刺激してくるので、気付くと週2回の割合で食べていることもしばしば……(だいぶ貢献しているのではなかろうか)。保湿を促す栄養素や、肌を整える栄養素がたっぷりと含まれています。

 たんぱく質は1食で3種類は摂取しています。たんぱく質を増やした頃は、メインの肉や魚の量を多めにして、副菜で1種類にしていましたが、今はメインを少しだけ減らして副菜で2種類といった感じです(外食時は臨機応変に)。

 関連記事で触れているように、摂取後のたんぱく質は再結合をする時に水分を作り出します。十分な量を消化・吸収できていれば、みずみずしい体が作られるのです。

 加齢とともに食べられなくなる人が増えますが、食べられないからといって食事量を減らしてしまうと、どんどん食べられなくなって水分は蓄えにくくなります。偏食の人は言わずもがな。体は常に乾燥気味で、静電気を放電できない状況を作り出しているといえます。

運動内容の見直し

 もう一つは筋肉量の増加です。体脂肪を落としたいがために有酸素運動を長めに取り入れていましたが、有酸素運動の前に筋トレをするようにし、時間も大幅に増やしました。

 筋肉は水分の貯蔵庫とも言われているので、増加によって保水力が増し、放電しやすい体に変化したのでしょう。筋肉を鍛えるには食事の質が大切なので、鍛える前段階で食生活の見直しが必要です。

 食生活の変化と運動量の増加は多くのメリットを及ぼします。しかし、すぐに変化が訪れるわけではないので、試したい人だけが試せばいいと思います。

 静電気とは無縁になっていますが、静電気をためやすい素材の服も着るので、バチっと来ても勝てるように静電気除去キーホルダーは持ち歩いています。ここ数年、全く使っていませんが……。

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