『食事で変わる心と体 アーユルヴェーダ食事法 理論とレシピ』は体質を重視した食事法が学べる本

朝の貴重なお時間にご訪問いただき、誠にありがとうございます。楽食べ伝道食育アドバイザーのちえです。

インドの伝統医学アーユルヴェーダ。このアーユルヴェータに基づく食事法は体質を最も考慮した食べ方です。

今、何を選んで口にするのが得策なのか。

『食事で変わる心と体 アーユルヴェーダ食事法 理論とレシピ』では、食材を「からだにいいもの、悪いもの」で判断せず、栄養素やカロリーで食事をするのではなく、現在の消化力に合わせた食事をして毒素(アーマ)を作らない方法が学べます。

食事で迷宮入りしている方は読んで損はありません。

『アーユルヴェーダ食事法』のおすすめポイント

1
ドーシャで知る体質

アーユルヴェーダの基本となるのがドーシャです。3つの生命のエネルギー「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」の総称で、それぞれの性質と体やメンタルに及ぼす働きや症状が分かりやすく説明されています。自分の体質を把握できるので、今よりもずっと生きやすくなことは間違いありません。

2
消化力と毒素

アーユルヴェーダで重要視するのが消化力と毒素です。どんな時に毒素がたまるのか、どのようにすれば消化力を高められるのかがしっかりと理解できます。

3
体質別のスパイスや食材

体質別のスパイスや食材の取り入れ方が詳しく書かれているので、食事を楽しみながら健康を維持する方法が学べます。

4
毒素を作らない正しい食べ方

普段は無意識に行っている食事や生活習慣を変えることによって体内に毒素を作らない方法が書かれています。日本の季節に合わせた食材選びが秀逸です。旬のものを食べることがなぜ大切なのかが理解できます。

5
キッチンファーマシーの考え方

体に起こるちょっとした不調をキッチンにある食べ物で治すという考え方が書かれています。今すぐに実践できる簡単な方法なので、知っておいて損はないです。

6
豊富なレシピ

日本人にはなじみのないレシピも載っていますが、消化しやすい食べ方をもとに作られたレシピなので取り入れやすいです。難消化性のたんぱく質を含む小麦や乳製品の摂取方法も書かれているので、グルテンフリーやカゼインフリーを取り入れたがためにストレスがたまっている方に向いています。

いろいろな食事方法がある中で、アーユルヴェーダ食事法の考え方は非常にシンプルです。食材を悪者にしないので、食事で我慢をし続けなくて済みます。

『アーユルヴェーダ食事法』の注意点

注意点は書籍の中に書かれているのでお伝えすることはありません。あえて一つだけ挙げるとすれば、スパイスやハーブの使い方を誤らないことです。

日本では基本的に食品として扱われるスパイスやハーブですが、使用する量によっては薬のようにあらゆる症状への効果が出るものです。日本で使用されている生薬にも使われるものが多く、使い方を間違えると副作用に似た症状が現れることがあり、かえって体調を悪化させることもあります。

料理に使うスパイスやハーブは薬のように大量に使用するものではないので恐れる必要はありませんが、自分の体質に合わないスパイスやハーブは好きであっても使い過ぎないようにしてください。

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消化を無視してはいけない理由

食べたものは消化⇒吸収⇒代謝の経路をたどります。

どんなに必要な栄養素であっても、食事方法を間違ったり生活習慣を無視し続けたりすると、第一段階の消化でつまずいて未消化物による毒素を発生させます。この毒素が体内の弱っているところでたまって炎症を起こすため、あらゆる疾患のもととなるのです。

毒素がたまっている時に栄養素をプラスしても消化ができないので、吸収も代謝もできずに使われません。特に、消化に時間がかかる三大栄養素(糖質・脂質・たんぱく質)は、消化できない量を一度に取ると簡単に毒素を作り出します。

アーユルヴェーダ食事法は栄養素の摂取よりも消化力を上げることが全て。

  • 食事の時間
  • 空腹感がない時の対処法
  • 食材・スパイス・ハーブの組み合わせ方
  • 食べる速度
  • 食べる時の感情
  • 料理を作る人の気持ち
  • 食事への満足感
  • 食べ合わせ
  • 調理法
  • 良質な油
  • 旬のもの

現代人が忙しさにかまけて無視している基本中の基本がアーユルヴェーダの食事法です。

『食事で変わる心と体 アーユルヴェーダ食事法 理論とレシピ』は、いつまでも薬やサプリメントのお世話になりたくないと考えている方が入門書として読むのに適しています。