カレー粉とクミンシードがあれば美味しく作れる簡単な魚料理をご紹介します。今回は真鱈を使用していますが、淡白な白身魚なら何でも合うと思います。
タラのカレームニエルのレシピ
- タラ:2切れ
- ギーまたはバター:10g(お好みで)
- カレー粉:小さじ1/2
- 米粉または片栗粉:小さじ1(小麦粉でもOK)
- クミンシード(原形):適量
- 乾燥タイムまたは乾燥パセリ:少々
- ホワイトペパー:少々
- 塩こうじまたは塩:適量
タラを塩こうじに漬ける。漬け時間はお好みで(私はしっかり30分)。
※塩を使う場合は、塩を振りかけて5分ほど置く。
カレー粉と米粉を混ぜておく。
水分をしっかりと拭き取り、ホワイトペパーを振る。茶こしで粉を振るう。茶こしがなければ指でふりかけ、はけで均一にする。
※塩の場合は、水分を拭き取った後に粉を振るう。
グリルパンやフライパンにギーを入れる。
加熱を始めたらすぐにクミンシード(原形)を入れる。弱火でじっくりと香りを出す。
※焦げないように注意。
いったん火を止め、タラを並べる。焦げ防止のアルミをかぶせ、グリルで7分ほど加熱する(上火⇒強めの弱火、下火⇒中火)。
※フライパンで焼く時は、中火で両面に焼き色をつける。
皿に盛り付けたら、乾燥タイムを少々振る。
タラとカレーの栄養話
タラの旬といえば12〜1月ごろ。クセも脂質も少なめなので、消化が悪い方や魚料理を苦手とする方には積極的に摂取していただきたい魚です。
ビタミンB12が豊富で、造血作用に一役買います。ヘモグロビンの数値には問題がないのに、貧血気味という自覚がある方におすすめ。
葉酸を含む食材と一緒に食べるとさらに造血作用が高まります。妊娠希望者、妊婦さんはぜひ積極的に!
- 春菊
- ブロッコリー
- 菜の花
- 小松菜
- モロヘイヤ
など
そんなに量は多く含まれていませんが、魚なのでビタミンDを摂取するのにも最適。メンタルの安定や骨の形成に関わるため、特に女性は食べておきたい食材です。
ムニエルには油を使うため、ビタミンDの吸収が高まります。胃腸が元気であれば唐揚げにするのもいいかもしれません。
このレシピで合わせるクミンには鉄も含まれるため、貧血対策にはうってつけ。吸収率は高くないので、ビタミンCを含む食材を合わせるといいですね。食べる直前にレモン汁をかけるのがベター。
クミンはストレス耐性が少ない方にはおすすめ。常に緊張感が高く、胃腸が弱い方は適量をお使いください。
カレー粉に多く含まれるターメリックには葉酸やビタミンB6が含まれるので、実はタラと相性がいいです。
ターメリックは完璧主義になりがちな方におすすめ。リーダー的存在でストレスからのイライラが多い方はぜひお試しを。