以前に運営していたInstagram「1日1健康」の連動記事をお送りいたします。

SNSの依存に気付いていない方も多いと思います。
SNS依存の落とし穴
SNSはとても便利です。見付けたい情報にいち早くアクセスできますからね……。ところが、これがQOL(生活の質)を下げることも事実です。
単に情報の検索としてサクッと使える人は問題がないのですが、生活に侵食してしまっている人も多いですよね。イライラやモヤモヤや焦りを感じてしまう人がQOLを下げてしまうタイプです。
他人の発信する情報や日常生活の幸せを見てモヤモヤする時点で、自分の人生を生きていないことが伺えます。SNSを見て病み、幸せの感情が乏しくなっているのです。
SNSの内容には3タイプあります。
- 情報発信(Facebook、Instagram、Twitter((現X))、YouTube、TikTokなど)
- 日常発信(Facebook、Instagramなど)
- ストレス発散(Twitter((現X))が主)
書き起こしてみると、自分の人生を楽しむのに大して重要ではないツールだということが分かるはずです。「これらに対してイライラ・モヤモヤ・焦りを感じる」。
人は人、自分は自分なのだから、感情を揺さぶられていたら時間がもったいないです。時間は万国共通・全ての人間に平等に与えられているものだから! 増えることもなければ減ることもないので、スマートフォンの向こう側に時間を取られている時間が無駄だということです。
最近はテレビを見ない・持たない人が増えて、YouTubeがテレビの代わりにもなっている時代です。テレビは偏向報道・広告主へのそん度が多いからと“見ない自慢”をする人も増えましたが、YouTubeはそれ以上に偏っているから気を付けなければいけません。
SNSは自分が求めている情報にしかアクセスしないので、考え方が偏っていくばかりです。人の考え方・人の人生が自分の考え方・自分の人生だと錯覚し、他人の道を歩むことになってしまいます。
本当に面白いのは自分の周りで起きたことです。「自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分の舌で味わって、自分の心で感じる。人と違う感情や感想を抱く」。それが生きる楽しさ・面白さであり、幸福感を高めます。それ以外はただの情報に過ぎません。
SNSに救済を求めると、自分で感じる感覚・考える力が薄れるという落とし穴にハマってしまいます。仕事のツールとして使う以外にどれだけ時間を費やしているかをチェックして、使い方を見直すといいでしょう。
ベターなSNSの使い方
別アカウントを作る
SNSは完全にやめる必要はないです。そこでつながったご縁を切りたくない人もいるでしょうし、本当に何も考えたくない時に癒やしとなるコンテンツにアクセスしたい人もいるでしょう。
人との縁を切りたくなければ、アカウントはそのままにしておけばいいと思います。何かの情報にアクセスしたいのであれば、情報アクセス用に別アカウントを作って淡々と情報だけを得ると楽です。他人の人生やキラキラ情報に惑わされることは少なくなります。
アプリは目に見えない位置に配置
SNSは日常生活に最重要なものではないから、アプリをスマホのトップに置かないことも大切です。トップにあると、手持ち無沙汰な時についタップしてしまいます。
最初は慣れないかもしれませんが、見えない位置にあると意外と気にならなくなるのでやってみるといいでしょう。今までSNSに割いていた時間が他のことに使えるようになるので、心が穏やかになって他人に惑わされない幸せが手に入ります。