
始まるまで「今回のライブは一体なんのライブ?」とはてなフラグが立ったまま参加しました(笑)。アルバムのツアーだったようです(申し訳ない。購入しておりません…)。
※レポートはしておりません。感想とセットリストのみです。
平井堅 THE STILL LIFEの感想
武道館に行くのはいつ以来でしょう? 2階席で遠かったのですが、正面だったために良く見えました(ラッキー!)。ただし、あまりにも急な作りになっているので、高所恐怖症の私はなかなか立ち上がれませんでした。スタートは「グロテスク」だったというのに……。「style」「ソレデモシタイ」とアッパーな曲が続き、本当は踊りたいのにもどかしい感じになりました。
堅ちゃんのアルバムは30代以降で購入した記憶がないので、本当にタイアップ曲以外の曲がわかりません。「片方ずつのイヤフォン」を彷彿(ほうふつ)とさせる「ON AIR」は、小学生時代を思い出させるため、なんだかタイムスリップした気持ちになれますね! こういう曲は結構好きです。
今で言うプレイリストですが、テレビやラジオから録音するのは意外と至難の技で……(笑)。いや、本当に、便利な時代になったと思います。周りの音を気にすることもなく、CDを入れ替えて作る煩わしさもなく。でも、私はそういう面倒な作業が好きですが。
堅ちゃんのライブは、わりと多国籍料理な部分がありますね(ポップ調、R&B調、歌謡調、ダンス調、ファンク調など)。今回はアルバムのツアーということでしたが、私がCDを購入していた頃の曲も多くてだいぶ楽しめました。単調にはならないので、スタンディングじゃなくても飽きません。
ドキドキしたのはリクエストコーナーです。好きな曲はあるけれど、普段は全然聴いていないのでタイトルも出てきません(笑)。アニバーサリーライブの時はバズーカ砲でしたが、武道館は2階以上に物を投げ込んではいけないとかでくじ引きだったのです。歌ってもらいたい曲はもちろんあるのですが、当たっても答えられないので「当てるなよ」と祈っておりました。次回からは予習していきたいと思います。
歌で楽しませてくれたのはもちろんなのですが、今回は最後の最後でサプライズ演出がありました。アニバーサリーライブでの気球で味をしめてしまったのでしょうか? 「POP STAR」が始まった途端に堅ちゃんがつるされてサブステージに飛んでいきました(驚)。まさかのフライング! 「KISS OF LIFE」では宙づりのまま歌うという、新境地を開いた平井堅が見られました。本当に、どこに向かっているのでしょうか?(笑)
メイクが崩れるくらい笑ってメインステージが終わり、新たなネタができたなと思っていたら、アンコールではビシっとキメてくれましたね。新曲「ノンフィクション」に泣かされました。「LIFE is…」を初めて聴いた時の感覚に陥りました。
惰性で見てたテレビ消すみたいに
生きることを時々やめたくなる
人生は苦痛ですか 成功が全てですか
僕はあなたに あなたに ただ会いたいだけ
みすぼらしくてもいいから 欲まみれでもいいから
僕はあなたの あなたの 本当を知りたいから『ノンフィクション』
「LIFE is…」は精神的に参っていた時に心の支えになった曲ですが、「ノンフィクション」は仕事がうまくいかない時に支えになりそうな曲です。フリーランスは自分のさじ加減で仕事ができますが、決してひとりで仕事をしているわけではありません。「生きることをやめたい」とまでは思いませんが、最初のフレーズはずしんと心に響きました。そして、どうしようもない時に格好悪い自分をさらけ出させてくれる存在がいる幸せに、あらためて感謝の気持ちがあふれ出ました(一時的な感情かも……)。
後輩とは堅ちゃんの衣装と世間ずれしている部分をディスるのが恒例になっていますが、グッと心に突き刺さる曲を歌うからまた行きたくなるのかもしれません(ちゃんとCDも買わないといけませんね〜)。しばらく参加できていないので、Ken’s Barに参加したいです。
平井堅 THE STILL LIFEのセットリスト
- グロテスク
- style
- ソレデモシタイ
- 魔法って言っていいかな?
- ON AIR
- Unfit In Love
- Ring
- 僕の心をつくってよ
- インターバル 驚異の凡才
- 告白
- ほっ
- 片方ずつのイヤフォン(リクエスト)
- hug(リクエスト)
- Plus One
- somebody’s girl
- Missionary
- 君の好きなとこ
- かわいいの妖怪
- POP STAR
- KISS OF LIFE
- 瞳をとじて
- ノンフィクション
今回のツアーは大阪と東京の4公演だけだったみたいですね。しかも、大阪公演では「ノンフィクション」は歌っていませんしね(大人の事情ですかね?)。
リクエストもすてきな選曲でした。「片方ずつのイヤフォン」は、20代の頃に車の中でよく聴いていました。堅ちゃんもラジオから好きになったミュージシャンなので、リアルタイムではないのですが…。翌日の公演も神リクエストだと思いますが、「片方ずつのイヤフォン」はなかなか聴けない曲だったので18日に参加できて良かったです。