誠にありがとうございます。
突然ですが、
今の目標ってなんですか?
不調を抱えていると
治すことが目標になっている方が多いです。
私も「治りたい!」「治すには?」ばかりを考えて治療をしていたので、
気持ちは痛いほど分かります。
でも、これが目標になっていると、
良くなったり悪くなったりを繰り返す可能性が非常に高い!
治すのは大きな目標を達成するためのプロセスでしかないので、
誤らないようにしたいものです。
人生を表す大きな目標を持つ
先日、郷ひろみさんが出演している番組を観ていました。
郷さんは現在64歳。
60歳になった時にあることを実行したそうです。
元気な60代を過ごすために、大好きなお酒はやめました。あとは、左利きにするトレーニングもしました(体の歪みを減らすため)。
いや〜、ストイックです。
お酒が好きな人からは、
「そんなの無理だわ」という声が聞こえてきそう(笑)!
私も、好きなことを断つのは勇気が入ります。
ストイックにやり過ぎて反動が来るのでは?
そう思う方もいるかもしれませんが、
郷さんには60代を元気に過ごしたい(=健康を保って人生を楽しみたい)というブレない目標があるからお酒をやめることは苦痛ではなかったのでしょう。
我慢をしてやっているわけではないし、
大きな目標を達成するための小さな目標だから、
習慣にしてしまえばなんてことはない。
若い頃から体を鍛えているので
お酒をやめることへの抵抗は少なかったと推測します。
小さな目標はその時々で修正する必要がありますが、
大きな目標はできるだけブレない方がいい。
人生そのものだから。
小さな目標を習慣化する
大きな目標のために必要な小さな目標は、
我慢ではなく習慣化するのがベター。
一歩ずつ大きな目標に近付いていくといったイメージです。
例えばダイエットをする場合。
目標は「腹筋の割れた美ボディ」だったとします。
でも、今は脂肪が多くてウォーキングすらまともに出来ない状態。
このような場合は、
- 甘いものやお酒の分量を減らす
- 健康的な食事に変える
- 負担のない運動を始める
- 目指す体形に適した運動を取り入れる
といった感じで細かい目標を立てないと続きません。
一つずつクリアしていかないと、
途中で挫折するのは明らか。
ダイエットではリバウンドが起こります。
甘いものを毎日食べていた人が、
明日からは一切食べなくなる。
一時的には我慢できても、
脳内では「痩せたら食べよう」なんて想像も始まっちゃいます。
ダイエットを例に話していますが、
治療でも仕事でも趣味でも同じです。
1ができないのに、
いきなり10を課すからブレてしまいます。
炭治郎はいきなり鬼舞辻無惨と戦ったわけじゃないですよね?
(鬼滅の刃を観ていない人にはなんのこっちゃですが…汗)
同世代なら分かってくれるであろうスーパーマリオの世界。
マリオたちはいきなりクッパと戦いませんよね?
分かりにくいですかね?^^;
では、料理での例。
学校の調理実習を思い出してください。
初めての調理実習でいきなりカレーは作っていないはずです。
ここに到達するまでに、
ゆで卵を作ったりご飯とみそ汁を作ったり
サラダを作ったりしているはずです。
習慣化(習得)したものの集合体が大きな目標の達成。
だから、小さな目標を習慣化させることがまずは大切なんですね。
あらためて。
今の目標ってなんですか?
私はあるお店を作ることが目標ですが、
今は種まき中です。
リサーチ中の方が聞こえはいいですかね?
今やっていることは無関係に見えて、
全部そこにつながっていくと信じて動いてます。
種まきで思い出しましたが、最近ハマっているのはスパイスを育てること。シード類を蒔いたら、かわいらしい芽が出たのでニタニタしています!蒔く時期が遅すぎるというツッコミはしないであげてください。きっと、本人も分かっています笑