8月の終わりくらいから店頭に並び始める秋サケ。白身魚なので、当サイトで紹介している魚料理のレシピや、わが家では定番の漬けアイテムと非常に相性がいいです。
ムニエル・ちゃんちゃん焼き・ホイル焼きなどが定番ですが、手間を省いたレシピでもっと気軽に召し上がっていただきたいです。
生秋サケで作る簡単漬けレシピ5選
ドライハーブオイル焼き
ホッケを使用したレシピで紹介した『ドライハーブオイル焼き』です。
トマトーペーストをプラスしてもおいしいレシピなので、和風に偏りがちな秋サケのレシピに飽きている方におすすめします。
ナスやピーマンなどを一緒にグリルで焼いて、目玉焼きを添えるとボリュームが出ます。
カレームニエル
タラを使用したレシピで紹介した『カレームニエル』です。
普通のムニエルに飽きてしまった方におすすめの食べ方です。
クミンの香りをまとわせるので、だいぶエキゾチックな料理に仕上がります。お子様がいる家庭では、クミンは別にしてもいいと思います。
みそ漬け焼き
レシピにするまでもない料理です。使用する調味料とスパイスだけ記しておきます。
- みそ:大さじ1
- 酒:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 粒さんしょう:少々(ミルでひく)
※さんしょうをターメリックに変更することもあります。
さんしょう × みそまたはターメリック × みそは、わが家の定番料理となっています。鶏肉に使用することもある味付けです。
中華風の漬け焼き
こちらもレシピにするまでもない料理ですが、使用する調味料とスパイスだけ記しておきます。
- 塩こうじ:大さじ1
- 酒:大さじ1
- オイスターソース:1滴
- ごま油:大さじ1/2
- すりおろししょうが:少々(ドライジンジャーでもよい)
- 粒花椒:少々(ミルでひく)
- シナモン:少々
- フェンネル:少々(ミルでひく)
- クローブ:少々(入れなくてもよい)
※花椒〜クローブは、五香粉で代用できます。私は八角が苦手なので使用しません。
味付けのポイントはオイスターソースです。量は少しですが、味の深みが増して「THE 中華」といった味に仕上がります。
気分によっては黒酢を大さじ1/2程度加えることもあります。
しょう油シナモン焼き
シナモンがお好きな方には絶対に試してもらいたい組み合わせの味付けです。
- しょう油こうじ:大さじ1(ない場合は、しょう油大さじ1 + みりん大さじ1)
- 酒:大さじ1
- シナモン:少々(お好みで)
しょう油シナモンも、わが家の定番となっている味付けです。白身魚や鶏肉に合います。
天然秋サケをもっと食べよう
秋サケは、一カ月半くらいしか手に入らない日本の貴重な天然サケです。タンパク質が豊富なのはもちろんのこと、紫外線でお疲れモードの肌に効果的なアスタキサンチンや、酷暑で落ちた免疫をコントロールするビタミンDを豊富に含んでいます。
魚料理は避けがちという家庭も多いですが、体内では合成できない必須脂肪酸「n-3系脂肪酸」を豊富に含んでいるので積極的に取ったほうがいいです。
ストレスの多い現代では、体に炎症反応が非常に起きやすいです。炎症は体を守る大切な反応ですが、慢性的に起こると自己免疫疾患や精神疾患を引き起こします。「n-3系脂肪酸」は炎症の抑制に力を貸すので、旬の時期に新鮮な天然魚を食べる習慣をつけることをおすすめします。