食事のパターン化で体を楽にする

 夜の貴重なお時間にご訪問いただき、誠にありがとうございます。食育アドバイザーのちえ(@funky_nutrients_c25)です。

 「楽しく食べる。楽して食べる」。この造語が私の推奨している“楽食べ”です。

 食べ物から栄養を得るのは大切ですが、栄養を考えて調理するというのは非常に脳を疲弊させます。私のように料理が苦手なタイプで原因不明の体調不良があると、どんどん悪化させて本末転倒に。

 食事カウンセリングでもお勧めしているのが食事のパターン化。頭を使わなくて済むのでやってみる価値はあります。

※食事カウンセリングは終了しました。

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2回分の食事をパターン化

 私の朝食と昼食は完全にパターン化させています。

  • 朝食:スープごはん
  • 昼食:魚定食

 スープごはんの中身は「ご飯(100g程度)、サラダ用に切ってある野菜、冷凍してあるきのこ類、卵、豆乳または豆腐、乾燥わかめまたはのり、いわし節または出し殻のかつお節、アーモンドまたはくるみ」です。

 味付けは塩・しょう油・みそのどれかで、スパイスをミックスして味を変えます。スパイスはその日の気分や体調に合わせてのミックスです。

 魚定食の内容は「ご飯(120g程度)、みそ汁、サラダ、焼き魚、残り物、納豆(残り物が多い時は食べない)、卵料理(食べない日もある)、たまに果物」です。

 魚は漬けにしておいて焼くパターンが多いです。「しょう油こうじ」「塩こうじ」「みそ」がベースで、スパイス・トマト・みりんなどを使って変化を持たせています(たまに干物)。みそ汁は夕食分まで作り、昼と夜は同じものを食べています。

 あまり意識はしていませんが、この2食で「まごわやさしい」が完成します。芋は好きじゃないのでなかなか出番がありませんが、根菜類やこんにゃくで代用することが多いです。芋を使った料理を自分で作ることはほとんどありません。

 食事をパターン化することのメリットは2つです。

  • 何を食べるか考える時間が減る
  • 食生活の乱れを防止する

 夕食は朝と昼で足りないものを補う感じでメニューを考えます。肉やシーフードを使った料理が多いです。

 パターン化した食事は一見するとつまらなく感じますが、体調が安定するので強くお勧めしています。作りたくない日もあるので、そんな時は総菜・外食・テイクアウトを利用します。

 ※3食を前提に進めているので、2食の方は臨機応変にお願いします。

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パターン化のデメリットを解消する方法

 言うまでもないですが「特例日を設ける」です。特に健康上の問題がないなら週1程度、問題があるなら体調に合わせて月に数回がいいでしょう。

 食事をパターン化すると体にとっての負担は少ないですが、普段から食べていないものが悪魔と化してしまうことが大きなデメリットです。私の食事例でいくとパン類・麺類・スイーツなどが悪魔と化しやすい食べ物に当たります。

 栄養療法(分子栄養学)を学び始めた頃に陥ったのが、アレルギーでも腸内環境が悪いわけでもないのにガッチガチにやってしまったグルテンフリーでした。久しぶりに食べた時の人格の変わりよう! 自分でも危険だと思ってやめました。今は栄養療法の考え方からは離れたので、食べ過ぎにだけ気を付けて外食でも家でも普通に食べています。

 外食には、家での食事の代わりとお出かけ時の2パターンがあります。どこかの民族じゃないので、生命を維持するためだけの食事をして美味しいものを食べないなんてもったいないです。外食にはお店の雰囲気ごと楽しむという一面もあります。

 楽しむ時はとことん楽しむのが一番。オンとオフのメリハリみたいなものです。どちらかに偏らないことを意識すれば、体って不思議なもので不調を感じにくくなります。

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